続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「Vision」(2018日本=仏/LDH PICTURES)

《世界で注目を集めている河瀬直美監督が、生まれ故郷の奈良県を舞台にメガホンを取ったヒューマンドラマ。紀行文エッセイを執筆しているフランス人女性と、神秘の地・吉野の山々を守る山守の男が出会い、言葉や文化の壁を超えて心を通わせていくさまを描く。フランスの名女優ジュリエット・ビノシュと、国際派俳優、永瀬正敏がダブル主演を務める。》

ジュリエット・ビノシュと永瀬正敏さんが共演だなんて、それだけでも観て損はないのに田中泯さんまで出演だなんて得した気分、と言いたいところだけど、吉野の山奥の風景があまりにも美しくて、作為的な展開も豪華キャストさえ邪魔に思えてしまった。

映像が雄弁に語っているのに、“静か”とか“賑やか”“美しい”など登場人物に語らせるのも観客を信頼してないように思えて居心地が悪かった、スタッフとキャストが一番堪能できる作品なのかも。

あらすじ
紀行文を執筆しているフランス人女性エッセイストのジャンヌは、通訳兼アシスタントの花と共に、緑が青々と茂る奈良の神秘的な森を訪れる。彼女は、薬草の一種で幻の植物“Vision“を探していた。途中、森を知り尽くす山守の無口な男・智と出会い……


110分

PG12

監督
河瀬直美

キャスト
ジュリエット・ビノシュ
永瀬正敏
岩田剛典
美波
森山未來
白川和子
ジジ・ぶぅ
田中泯
夏木マリ

丸の内ピカデリー2 19:00~観客人程/586席




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