うーん、アンソニー・ホプキンスの演技が上手いことはわかるんだけど、舞台劇調というのがちょっと苦手なので居心地悪いところもあったけど、認知症というテーマが年齢的にも身につまされて最後まで画面から目が離せなかったというか、なんとなく想像はしていたけど最後のシーンが見事で、部屋の様子など巻き戻して最初からよく観察しながらもう一度観てみたいと思った。
怒りや弱さを見せながらのアンソニー・ホプキンスの演技も流石だけど、娘役のオリビア・コールマンの不安や絶望、喜びなど瞬時に変化する演技にも拍手!
全然関係ないとは思いながらも、娘の夫役で出ていたルーファス・シーウェルが出ていた「ダークシティ」を観た時に、時間が毎日リセットされる展開に、認知症の人の脳内と重なってるように思ったことを思い出して妙に納得してしまった。
あらすじ
ロンドンでひとり暮らしをする、81歳のアンソニー。彼は認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を頑なに拒否していた。そんな折、パリで新たな恋人と暮らしているはずのアンの夫であると主張する、謎の男がアンソニーの前に現れる。》
原題 THE FATHER
97分
監督
フロリアン・ゼレール
キャスト
アンソニー・ホプキンス
オリビア・コールマン
マーク・ゲイティス
イモージェン・プーツ
ルーファス・シーウェル
オリヴィア・ウィリアムズ
TOHOシネマズ川崎3 15:45~観客4割程/160席
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