その時代に生まれていなくても大切な人から伝え聞いたことは心に深く刻まれている空を通過していく爆撃機に向かって竹槍を突き上げた話本当だったんだよと子どもの私に伝えてくれた戦後の混乱の中親元を離れて実家に預けられた母が嫌いだった場所は私にとっては思い出深い場所どこを見ても山ばかり食べるものは畑で育て遊ぶものといえば農作業の道具とれたての夏野菜やスイカはごちそうこんにゃく作りの里だからおさしみこんにゃく . . . 本文を読む
あの頃に流行ったことばを借りると負け組の人生のレールを走り続けている父が得意先に騙されて多額の負債を背負う再度不当たりで遂に会社が連鎖倒産生活必需品のみ持ち出して安全な場所へ夜逃げ学校の先生たちのサポートのおかげで学校はやめなくて済んだ破産によるストレスと疲労から道端で母がくも膜下出血運良く手術は成功し命は取り留めるものの苦しい生活は変わらず後遺症に悩み心が病んでいく母毎日険悪な家庭内両親の離婚安 . . . 本文を読む
君たちはどう生きるか予備知識ゼロまっさらな気持ちで鑑賞自分だけで考察他の人の感想などもまったく見ていないこの状態で感想を書いておこう始まってすぐああ時代設定はやっぱりこのあたりなのね日本が危ういルートに迷い込んでいくころ私たちが経験していない時代背景だ主人公の身にふりかかる現実でのできごと子どもであるが故の心の葛藤着地点を探す中で手を差し伸べてくれる家族ではない大人たち自分の力では . . . 本文を読む
せつない夢を見た幼少期の私を形成するのに大きく関わった大切な人の夢私にとってのsecret base先週テレビでZONEのsecret base〜君がくれたもの〜が流れて君のことを思い出したからかな夢の中での君はあのころの君と同じやさしさでいっしょに進んでくれたなつかしくてあったかかった小さいころから集団の中にいても自分だけ何か違う気がしてた友だちと遊んでいても居心地が悪くて何を話 . . . 本文を読む
先日、大切なおじが他界した。私の両親がわりと早く亡くなったため、父の妹であるおば夫婦に我が子のようにかわいがってもらった。おばは実の母よりも母のようだった。そのおばが亡くなった後もおじは変わりなく私に愛情をかけてくれた。二人とも大好きだった。おじが亡くなる前、術後病院でCCUに入院していたのだけれど、私も長く勤めた職場を退職して家にいたためいとこよりも多く面会に行かせてもらった。面会に通った日々で . . . 本文を読む