医学部地域枠増員

　鹿児島もだいぶ寒くなってきました。この寒さが受験シーズンの到来を感じさせます。体調管理に気を付けて、勉強頑張っていきましょう


　静岡県と近畿大医学部・川崎医科大が、卒業後、静岡県内病院での勤務を義務付ける代わりに学生に奨学金を出す「医学部地域枠」でそれぞれ協定を結びました。これまで大学とその都道府県以外との連携による地域枠はありましたが、協定を結んだのは全国初とのことです。平成27年度の一般入試から近畿大で5名、川崎医科大で10名(静岡県との地域枠はうち5名)の定員数アップです。地域枠ということで受験校の選択肢としては限られてしまいますが、入試形式に多くのパターンがあるに越したことはないですね。もちろん、地域枠は医師不足に悩む地域で働く医師の確保が目的ですから、地域医療に貢献したいという志を持った生徒さんが多く志願することを期待しています。

　また再来年度には、1979年の琉球大以来の医学部新設となる「東北医科薬科大(現東北薬科大)」の話もあります。定員数は120人で医学部志望者にとってまた一つ選択肢が増えることでしょう。


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