1つの寓話から学ぶ教訓

ある朝の事だった。

田中君「俺、近所にウォーキングに行ってくるよ」

私「じゃあ、私も一緒にいく」

田中君「もし、一緒に事故に巻き込まれたら、どうするだ」

私「そんな事、起こるわけないじゃん」


それから数時間後、この２人はどうなったか。

この時点で、目が覚めたので分からない。

いずれにせよ、この寓話が教えてくれるのは、

起こるわけないと思ってても、分からないという事だ。

それが人生の真実。ただただ胸に刻み付けたい。

逆境が引き寄せる幸運

ちょうど2年前の猛暑の出来事である。

遠い親友がこの世界を旅立った。

「俺には夢がある。この不条理な世の中に光を届けたい。」

どういう思いでそう語ったのかは、分からない。

なぜなら、

真相を聞く前に、夢から覚めたからだ。

ただただ何もせず、生きているだけでよいのだろうか。

それを気づかせてくれた、夢だった。

素晴らしい人生を歩む為の心構え

あなた、もう長くないでょう

こう言われて動揺しない人はいないだろう

この逆境が与えられたら意味を少し考えてみたい

12年前、医師から告げられた深刻な病

それはメルナ・ステフィヌンス症候群

医学書や検索サイトにも決してヒットしない

希少な病

寝ている間だけ、忘れられる

ただ夢から覚めれば、現実がやってくる

その苦痛に耐えられなず泣き叫ぶ日々

しばらくすると、天井を見上げている自分

そう、これは夢だったのだ

天からその生き方を見直せというお告げだった

そう思うようにしたい

果てしなき志とは何か

先ほど眠っていると

何やら足音がコトコトコトコト

音がする

目を見開いてみると

ネズミをモチーフにした

耳の被り物をした若い小娘が

私の左横に立ち私を見下ろしていた

最近は人の寝床まで侵入し

サプライズを披露してくれるのか

と感心したが

明らかなプライバシーの侵害であり

住居侵入でもある

恐ろしくなった私は

叫び声を上げてみたが

身体はまったく動かず‥

そう、これは。

金縛りであったのだった。