月影堂 書棚

ここに記す事は全て私の身に起きた事実であり、私は、私が感じた全てを言葉に換言し、記録しております。

母子の縁

2020-12-29 03:41:00 | 日記・雑多なこと
うちの子は、予定日よりだいぶ早く生まれてきた。

その割に、成育もよく、丈夫だった。

頭が大きいことがひとつ心配なくらい。

3275g

2ヶ月以上早い。

主治医は、その点については何も話さなかった。

ただ、3000g超えたあたりから「産み頃」と言っていた。予定日はだいぶ先なのに。

予定日よりだいぶ早い主治医の宣言に、私は首を傾げながらも「そんなものかなあ」と初めての事だったので深く考えなかった。ただただ順調な発育に満足していた。

今思えば、

子どもの誕生日は、既に決まっていたんじゃないかっていう確信。

そう考えると符号することが山のようにあるのだ。

身ごもった時の「青白く眩しく柔らかな光」。

お昼寝のあと、寝ぼけ眼のチビが話してくれた「ママがずっと大好きで、そばに居た。ママから生まれて来るのを楽しみに待っていた」という言葉。

これを聞いた時は涙がたくさん出た。

だから浅からぬ縁を感じずにはいられないものなのかも知れない。