2016年最多勝、プロ9年目31歳の野村は前回登板で8失点の大炎上、
2018年最多勝、勝率の2冠、プロ7年目29歳の大瀬良は右ひじ手術で今シーズン復帰は絶望的、
2015年防御率、沢村賞の6年目35歳K.ジョンソンは今シーズン0勝で2軍調整中。
3連覇時の主力3人が大不振なのですから今の順位はある意味仕方なし。
そんな中、プロ1年目23歳のルーキー森下が今夜もスカッと快投を魅せてくれました!
結果 カープ9-1スワローズ
前回登板では7回121球で無失点勝利でしたが、今夜も6回105球を投げて4安打無失点の好投を披露!
初回、いきなり連打と四球で無死満塁のピンチを背負いましたが、後続を三振、サードゴロ、三振。
6回には一死後、ヒットと2四球で再び満塁のピンチを迎えますが、ここでもギアを一段上げ連続三振でピンチを脱します。
ピンチでさらにギアを上げる投球は、まさに「前田健太」のよう。
しっかり背番号18を継承していますね。
打線はこの気迫ある好投に応え、初回4番松山が先制のタイムリーを放ち、
追加点はこの男、
ドラフト2位ルーキー、次代の核弾頭・宇草がプロ初の2点タイムリー!!
チームの勝利に新人2人が大きく貢献しました。
(写真は全てデイリースポーツ)
お立ち台では二人そろってインタビュー。
森下「何とかゼロで抑えることができて本当に良かったと思います」
「こんなに早く2人でここ(お立ち台)に立てると思ってなかったので本当にうれしいです」
宇草「ずっと(森下)暢仁が一軍で投げていて『早く来いよ』ち言われていたのでやっと来られてよかった。(5回の適時打は)暢仁が頑張って投げていたので、何とか点を取りたいなと思って打席に入りました」
佐々岡監督も森下の好投には大絶賛です。
「初回は村上の三振から抑える事ができた。あれから乗っていけた。並大抵の事ではない。良い(強い)心臓を持っている。気持ちの入りようが素晴らしい。本当にナイスピッチングだった」
これでG戸郷と勝ち星で並びました。
総合的には森下の方が上回っているでしょうか。
カープの残り試合は25、
ベイスターズ戦で勝ってセリーグ全5球団勝利をしてほしいし、
ジャイアンツ戦で戸郷と直接投げ合ってほしい気もするし、
ともかく、なんとかあと2つ勝って二桁に乗せて欲しいものですね。