カープ9-6スワローズ
ここまでのカープの戦い方。
・早い回に集中攻撃での大量得点。先発陣を援護。(目下リーグNo1の得点力)※中盤以降沈黙も少なくありませんが。
・先発陣が試合を作りリードしたまま終盤へ。(先発陣の勝利目下10はリーグNo1)
・なんとかリリーフ陣がリードを保ち最終回はクローザーで締める!(抑えのサファテは目下リーグトップの7セーブ)
この3つが揃えば勿論どのチームだって勝ち星が増えるのは当たり前のことですが、今年はカープがずば抜けています。
どれか一つがなくても・・・、ダメで・・・、逆に言えば・・・、終盤の大逆転劇や終盤7,8,9回を勝利の方程式でピシャリと抑えるなどという展開は見られず・・・。
今日の両チームの先発は2年目今村と、2年目中沢。
さてどんな展開になるかと思った矢先の初回・・・。
またも集中攻撃炸裂、相手先発投手の立ち上がりを一気に攻める今年のお得意攻撃パターン!
打って打っての6安打、5点を先制!
なんと5月に入って5試合全て初回に先制ですよっ、相手先発投手にとってはたまったもんじゃないでしょう。
自軍先発投手にとってはそれはもう勇気を与える大きな援護。
さらに、1点取られたあとの3回追加点が入ります、しかも待望の・・・。
岩本今季1号2ラン、右翼スタンド前列だったでしょうか、マツダスタジアムだったら・・・、のようにも見えましたがともかく嬉しい今季初アーチです。
早くも7-1。これはもう勢いの差、執念の違いだ!
しかし・・・、その裏・・・。
今村が突然崩れKO・・・、あっという間の1点差7-6に。
今季リリーフでプロ初勝利を挙げた今村ですが先発での勝ち星はここまでなし、ローテ入りするにはまだまだ時間がかかるということでしょうか。
序盤打ち合いで1点差。中盤以降、追加点が早く欲しい、そして継投・・・、不安な展開でした。
しかし今日の試合、ベンチ入り25人中22人を起用した総力戦で戦い抜きました。
3回降板の今村の後、岩見-梅津-青木高-上野が1回ずつの「ゼロ」に抑え続け、「魔の8回」はシュルツがなんとかその魔力を打ち破り引き続き「ゼロ」に。
打線は中盤以降沈黙し緊迫しましたが8回に、ここまでノーヒットのトレーシーが貴重な追加点、
さらにここまで猛打賞の栗原が犠飛でリードを広げます。
そして最後はサファテがノーヒット2奪三振で締め8セーブ目。
カープの見事な勝利が完成しました!
代打の前田智、途中出場の石井琢朗もヒットは出ませんでしたが元気な姿で松山のファンから歓声を浴びていましたね。
廣瀬の死球はかなりヒヤリとしましたが次の打席ではヒットを放ちました。
逆襲のカープ、執念で同率首位返り咲きです!
今日3安打3打点でお立ち台に上がった栗原のコメント
「(初回のタイムリーは)最近チャンスで打てていなかったので、何とか思い切っていくことだけ考えていました。
(8回は)今日は序盤に点を取って、1点差まで追い上げられましたが粘り強いゲーム展開をしてきたので、何とかあの場面で1点ほしかった。
(首位に並んだが)チーム状態もいいので、どんどん勝っていきたいです」
もともとチャンスに強い栗原ですから打率が上がってくればさらに力強い打撃が見られることでしょう。
トレーシーもチャンスに強いところを見せてくれたし、岩本には待望の一発が出たし。
今日15安打を放ったのでこれでチーム打率は280、両リーグトップになりましたね、すごい。
しかも本塁打数未だ一桁にも関わらず、得点も両リーグトップの95に。
飛ばない「統一球」使用で赤ヘル打線は本当に変わりました。
野村監督の試合後のコメント。
「今日の試合をものにするのとしないのとでは大きく違う。
試合の流れ的にも6点差あったのが1点差になったわけで、よくものにしてくれたなと。よく頑張ってくれたなと思います。
本当に今日は満足な試合でしたね。
明日の先発予定は前田健太です。
さあ、今度こそ最高の投球を披露し単独首位を勝ち取りましょう!
【追記】
野村監督のコメント
(3回6失点の今村について)「本人が一番悔しいというか、情けないと思う。
どういう形であれ、6点リードを1点差にされるというのは力がないということ。
ワイルドピッチも2つあって、気持ちの動揺もあった。でも、彼がこれからどんどん成長していく過程のもの。
彼にはこの悔しさを一生忘れないで欲しい」
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