カープ５－４タイガース
デーゲームで2軍のカープが約1ヶ月半ぶりに勝利し連敗を16で止めました。
やはり昨夜の前田智徳＆石井琢朗らベテランの活躍に刺激を受けたのでしょうね。
そして今夜1軍試合のマウンドに上がるは、ルーキー・福井。
開幕からずっと先発の座を守ってはいますが、勝ち星が思うように伸びていきません。
澤村といい、斎藤といい、マスコミからの注目度は高いですがプロの壁も高いようです。
その福井ですが、今夜はボールが高めに浮きピリッとしません。
初回は2死後ヒットと四球でピンチを招き、
2回にはヒット後、ボークで走者を進め金本に2ランを浴びてしまいます。
さらに・・・、1死後四球の走者をまたもボークで2塁に進めてしまう福井。
1イニング2ボーク。
余りの暑さで冷静さを失ったのでしょうか。
よく2失点で済みました、ズルズル行かなくてよかった。
序盤から2点差はキツイですがなんとかこのまま福井に立ち直ってもらいたい。
と思った矢先の3回。
マウンドには2番手梅津が上がります。
1,2回の投球内容から、投手交代と判断した首脳陣、今夜はズバリ「吉」と出ましたね。
以降7回を5投手がリレー、終盤1点差まで追い詰められましたが辛くも逃げ切り・・・。
いや1点リードで9回を迎えれば今や敵なし、リーグ1の守護神サファテがいます。
打線は4回栗原が追撃のアーチを放ち、
5回に嶋、倉の連続ヒットのあと代打石井琢朗が同点タイムリー！
さらに東出、木村にもタイムリー、5連打で一気に逆転に成功！
「一試合一試合、しびれるところばかりだね」
そう語ったのは石井琢朗。
連日走者を置いた場面で結果を出しました。
7番スタメンで4打数4安打の活躍を見せた嶋の存在も見逃せません。
福井降板のあと2番手に起用した梅津は2回をゼロに抑え2009年以来の嬉しい白星をゲットしたし。
でも一番嬉しいのは、野村監督の最終的な決断、選手起用、采配が上手くいったことでしょうか。
負けた時は「監督の采配ミス」、勝った時は「選手が活躍」。
試合をするのは選手、監督はいかに個々の選手を活かす采配をするか、これに尽きます。
「一試合一試合、しびれるところばかりだね」
ファンは毎試合こんな場面が見たい、選手たちはこんな場面で結果を残したい。
ズバリ言ってしまいましょう、明日も勝って3位浮上だ！
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