カープ5-4イーグルス
試合の流れから言って、9回はあっさり終わり連勝が止まると思いました。
しかし、まさかその9回、しかも表裏であんなドラマが待っていたとはね。
カープに粘り強さが戻って参りました!
先発はなんと中4日で中崎。
基本交流戦は、主力投手だけで回せる余裕のある日程になっています。
しかし今のカープは前田健太、バリントンを欠き先発投手は火の車状態。
白羽の矢が立ったのは先日好投し、先発で初勝利をした中崎。
彼にとって中4日は試練でもありますが、
今夜の起用は、今後の屋台骨を背負っていけという首脳陣の大きな期待への表れでもあります。
しかしですね・・・。
結果は4回を投げて3失点降板、前回のようなストレートは投げられなかったようです。
「今日は少しボールが高めに浮いてしまった。
なかなか狙った所にコントロールできずに四球が多くなった。
その分だけ球数も多くなり、早い降板で後ろのピッチャーに負担をかけて申し訳ないです」
試合は1-3のまま最終回へ。
でも、ここから2013版「カープ劇場」の始まります。
4番エルドレッド三振で1死後から、岩本、梵、中東で3連打で満塁。
ここでバッターは堂林。
今までなら三振していたことでしょう。
しかし今夜は同点の2点タイムリー!

「どんな形でも(走者を)かえしたかった」
続く廣瀬が倒れて次打者丸。
今までなら、同点のまま終わっていたかもしれません。
しかし今夜はライト線を破る2点逆転タイムリー!

「死に物狂いで何とか、バットに当たってくれた。(フェアゾーンに)入ってくれと思って走った」
粘りましたっ、とことん粘りました!
そしてその裏、マウンドにがったのはなんと今村。
あっさり終わらないところは「劇場」ですね、いや優勝を諦めなかったイーグルスの粘りを称えましょうか。
9回表が1死満塁のチャンスなら、9回裏は無死満塁の大ピンチ。
でもかろうじて1失点のみで切り抜けました。
粘り勝ちですっ、とことん粘り勝ちです!
めったにない展開での勝利、これぞ往年の粘り強いカープ野球です。
言いすぎでしょうか(笑)
これで5連勝、交流戦を11勝10敗としました。
さあ残りはファイターズとの3戦を残すのみです。
これを勝ち越せれば、交流戦勝ち越しです。リーグ戦再開にむけて弾みがつきます。
どうやら最終戦では「二刀流」大谷が出場してくるようですが・・・、プロの洗礼を浴びるだけでしょ!
試合後の野村監督のコメント
「いい粘りを見せてくれている。
打てていなかった堂林も打ってくれたし。最高の試合になった。
苦しい試合が続くかもしれないけど、若い選手が伸びてきていて、
ベテランもいい仕事をしてくれている」と
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