右のほっぺに赤いプッチが出た
爪でカリカリかくと1ミリぐらいのニキビが取れた
あらら
腕とか、背中が痒くなってカリカリすると、赤くなるがしばらくすると消える
サウナに行こう
何ヶ月も行ってなかった
水をたくさん飲んでサウナ室へ
扉に6人までと張り紙がしています
へーこんな小さなサウナ室なのに6人まで入れるんだ
誰もいないかな……
二人座っていたので、ちょっと迷ったけど入室
ずっとおしゃべりしていたようで、サウナの二人の会話が再開した
うわ、大きな声だ
しゃべるなら小さな声でお願いしますよ
いや、二人とも大きな声じゃなくてひとりだけで、もうひとりは普通の声です
しかし小声で喋ってほしいわ
タイミング悪かったなどうしよう？
出るにしても、入ってすぐに出たら、しゃべってるサウナの二人が悪いと思われる
いや実際感じ悪いけど
手に持っていたタオルを顔にかけて後ろにもたれた
しばらくして扉が開いて入ってきた
そして三人で会話が始まる
その間に館内放送があり、コロナの注意点を説明、サウナでは会話をしないようにと言っていた
ある意味すごいな
この館内放送を聞きながら普通に会話ができるんだ
もやもやしながら顔にタオルをかけたわたしは汗が出るのを待つ
全身に汗が出たのでシャワーを浴びた
とっとと帰ろう
ロッカーで着替えようと、下着を取り出して
そして振り向くと
なんと！
わたしのロッカーのすぐ下のロッカーを開けている人が！
ここ？
こんなガラガラのロッカールーム
あっちもこっちも大量に余ってるでしょ
しかもわたしはロッカーの扉を開けっ放しなので中が見えてるし
その下のロッカーを使う？
マジっすか〜
しかしその女性、マスク越しに鼻歌を歌いながら上機嫌です
わたしは静かに
「すみません、ちょっと服を出しますね」
二つの上下の扉の前には長椅子が有り、狭い
手を伸ばしてシャツを引っ張り出した
そしたらその女性が独り言のように
「いつもここだから……」
あ、そういうことね
どのロッカーだったか忘れるのよね
わたしもよくあります
キーナンバーを見れば分かるけど、探さないといけない
老眼だと見えにくいし
「そうですよね、わたしも忘れるから同じロッカーだといいですね」
と後ろを向きながらもごもごとしゃべった
「どうもすみませんでしたね」
と顔を覗き込むように言って、用意ができたようで去りました
どういたしまして
しょうがないのよ
そうなのよ
もやもやしてるのでここに書いちゃえ〜
