杉山茶屋 杉山明宏 我が道を行く

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耕作放棄地

2021年11月27日 16時25分36秒 | 茶業、茶畑、農業

実は、この辺りの田んぼや畑でも荒れた田んぼや畑があります。

いわゆる耕作放棄地ですね 年々、増えてきています

今日も軽トラックを走らせていたら

あれ

ここは良い茶畑だったのに、草ボーボーで、木も生い茂っている

・・・という場所に出会いました


どのような方が、どのような形で頑張っていたかは知らなくても

荒れさせてしまったのは、きっと辛いだろうなぁということは推察できます。


もしかしたら、体調を崩したり、入院していたりするのかもしれない・・

何かしてあげられることはないかなぁとさえ、思っちゃいます。

 

でも、

そういう私達も、母が亡くなり、父が弱くなってきて動けなくなってきて

そして亡くなってしまって・・・・

なんだか手が回らなくなってしまって、荒れてしまいそうな時期がありました。

杉山茶屋の仕事も忙しいですから、1人ではできないこともあります


正直、申し訳ないと思いながら

看護師として働く私の奥さんの力を借りながら、なんとか踏みとどまっている状態です。

私達だって、そんな状態です。偉そうなことは決して言えません


でも、そんな農家さんて、全国にたくさんいるんでしょうね・・・。

皆さん、いろいろな事情があると思います

 

農地や自然は、壊れてしまうのは本当に早いって、つくづく思います。

でも、元に戻すのは、めちゃめちゃ大変です。実感します。


お金中心の世の中になってしまって、何でも買えば良いって

そんな考え方になってしまっては・・・、きっと、いかんですね。


耕作放棄地を見ると、とっても切なくなって、胸のあたりが、

きゅーって締め付けられるような感じになります。

街をあげて、県をあげて、日本をあげて考えていかんといけない問題ですよね。


私は、29歳との時、東京でのサラリーマン生活を辞めて静岡県へ戻ってきました。

スーツを捨てて、泥や汗・ほこりにまみれる仕事になりましたが

今は、これで良かったなと思っています。


弱っていく父や母のそばにいられたし・・・

とにかく、できることは、精一杯、前向きに頑張りますね

 

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