横浜市と神奈川新聞社が協働で編集発行している季刊誌『横濱』の2020年夏号が発行されました。市内書店や市民利用施設、市役所3階市政刊行物・グッズ販売コーナーなどで購入できますが、このブログをご覧になっている方々には、ぜひ杉田劇場でお買い求めいただきたいと思います。当館でご購入いただくと素敵なプレゼントがついてきます。
さて、今号の特集は《進化する横浜駅エリア》。まるでサグラダファミリアのように、長い年月をかけて工事をしていた横浜駅が新しくなったので、駅や周辺の歴史、最新情報などについて詳しく書かれています。
超高層複合ビル「JR横浜タワー」が登場しました。横浜駅の新しい“顔”となるアトリウムは、1階から4階まで4層吹き抜けの明るく開放的な空間です。アトリウムの2~4階にあるラウンジにはソファが配置され、ゆったりと過ごすことができます。
1階から10階までは商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」。屋上には庭園「うみそらデッキ」があり、横浜港や横浜ベイブリッジが一望できます。入り口にはコンビニもあるので、ここで飲み物などを調達して庭園で過ごすのもいいでしょうね。
明治5年から始まる年表や駅の変遷を知ることのできる地図を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまうほど。
これは懐かし~~~い! 1950年代から2004年までの写真が満載です。昔を知っている方はいろいろ思い出しながら、知らない方はビックリしながら眺めてください。
ここからは横浜駅の誕生から現代までを写真や地図などで知ることができます。初代横浜駅(現在の桜木町駅)については横浜開港資料館館長の西川武臣さんが書いています。
二代目横浜駅については鉄道フォトライターの杉﨑行恭さんが執筆されています。東海道ルート延長には不適だった初代駅。その移転拡張の経緯が写真、平面図などで解説されています。
二代目横浜駅は関東大震災で壊滅し、現在の場所に三代目が造られました。横浜開港資料館の吉田律人さんの執筆です。
戦後、大きく変貌した横浜駅については、たくさんの写真を使用して横浜市史資料室の羽田さんが解説しています。
45年前、まだJRが国鉄だった頃、神奈川新聞で「横浜駅24時」という連載がありました。その当時の様子を写真や記事を使って、齊藤大起さんが興味深いお話を展開されています。
この中に「あなた」がいるのではないでしょうか? それにしても、すごいラッシュだったんですねぇ~。とんでもない混雑です……(涙)
ほかにも懐かしい写真がいっぱい!
山崎洋子さんの連載「横濱の底力」。61回目の今号では「防火帯建築で広がる新しいまちづくり」を取りあげています。防火帯建築というのは、1階が店舗で2階から上が住居、そしてほとんどの建物は角が直角ではなく切り取られたような平面。
この記事を読んで防火帯建築ウォッチングに出かけるのも楽しそうです。
連載の「林市長とほっとTIME」。今回のゲストは俳優でミュージシャンの高橋克典さんです。高橋さんのお父さん勝司先生は横浜市立南高校で音楽の教師をされていました。すごい先生で、弦楽部、マンドリン・ギター部、吹奏楽部、合唱団などを指導されていたそうです。
むかし南高の卒業生から聞いた話ですが、学生のほとんどはどれか音楽系のクラブに入っていたということです。入っていない学生は「南高生にあらず」と言われたとか。
そんな先生の息子さんが高橋克典さんなのです♪
今号の『横濱』は面白い話、ためになる記事などが満載です。これを磯子区民文化センター杉田劇場で購入していただいた方々には、素敵なプレゼントも
(by うめちゃん)
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