京急杉田の踏切を「ぷらら」側から渡ってすぐのところ。なにやら解体工事が行われている。
ここに何があったのか、すぐには思い出せなかったが、しばらく考えてあの民家を思い出した。
シャッターのある建物だったので、商店だったのかな。その路地側にコンクリートの塊があった。
これがその物体だ。若い人たちは知らないと思うが、これを左に傾けると、四つの脚がついたコンクリート製のごみ箱だということが分かる。
箱の手前には上下にスライドする木製の戸がついていた。上部には開け閉めできる蓋があった。
昭和30年代には、各家庭に1台、このゴミ箱があった。今みたいに地域のゴミ集積場に出すのではなく、家庭ごとにゴミ出しをしていたのだ。
この上の蓋を開けてゴミを投入したら閉めておく。1週間に何回か、市役所からゴミの回収に来て、手前の戸を上に引き上げゴミを掻き出す。それを回収車(大型の荷車だったりする)に積み込んで行くというスタイルだった。
byうめちゃん
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