ご高齢の方でも使い勝手のいい水廻りに大変身です!
広々としてとても気持ちのいい空間になりました
改修前はこんな感じ。
トイレと洗面脱衣所がそれぞれ別れていました。
健常者には充分な広さではありますが、この先介護を意識した生活を送るオーナー様にとっては少し不安に感じる広さの空間でした。
そこで思い切ってトイレと洗面の間の壁をとっぱらい、広い大きな空間を作ってしまおうということになりました。
トイレ・洗面化粧台・ユニットバスも新しいものと入れ替えです。
トイレと浴室には手摺も取り付けます。
点検口からしっかり採寸してみると、既存のものより奥行き20cm大きいユニットバスを設置出来ることが分かりました。
オーナー様はお風呂が広くなるなんて、予想していなかったようでこれには驚いていらっしゃいました。
さらに介護のしやすさから出入口は、開口部の大きい二枚引戸を採用しました。
洗面とトイレの入り口にも、開口部が広く取っ手も持ちやすい幅広引戸を取り付けました。
しかしながらこの引戸の取り付けには苦労しました。
というのも、長年暮らしてきた空間だと床や壁が平行・直角ではなくなってしまっていることがよくあるのです。
今回引戸の端から端までで、床の高さになんと2cm近くも差があったのです。
これには私も大工さんも大慌て!
でもうちの大工さんは腕が良いのだ~。
何とか下がっている床を出来るだけ上げ、しっかりと建具を取り付けてくれました。
出来あがってみると想像していた以上に広々とした気持ちのいい空間になりました。
天井・壁の塗装も塗り直し、一段と明るくなりました。
洗面・トイレの空間にはクッションフロアーを貼り、廊下はリフォーム用のフローリングを上貼りしました。
数年前に漏水の為床下で給水管の引き直しを行い、その際廊下のフローリングを何カ所か開口したそうです。
開口したまま塞いだだけになっていたフローリングを隠す為に、廊下にはカーペットが敷かれていました。
今回またキレイなフローリングに貼り替わり、見違えるようになったとオーナー様もとても喜んでくださいました。
内装も器具もみんな生まれ変わって、まるで別のお宅のように大変身です。
今回の改修では、見た目が綺麗になったことはもちろんですが
何よりも「介護しやすい空間を作る」というオーナー様のご要望を形に出来たことを本当に嬉しく思います。
いろんな予想外の出来事がありましたが、頼もしい大工さん・職人さん達のおかげで素晴らしい仕上がりになりました。
皆さん有難うございます!
オーナー様にいただいたラフランス、美味しすぎてホッペがとろけそうでした。
その他にもたくさんのお心遣いをいただきまして、素敵なオーナー様に出逢えたことをとてもうれしく思います。
こんな素晴らしいお客様に出逢えて私は幸せ者だなぁ~。
これからも一つ一つの出逢いを大切にして日々精進してまいります!!
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