膀胱炎も治まり、二週間ほど過ぎた頃、
ふと、にゃにゃちゃんの手が、なんだか気になりました。
右手のほうが、左に比べて、厚みがあるように、感じました。
腫れているんじゃないか、と心配になりましたが、
にゃにゃちゃんは、とくに痛がる様子は、見せませんでした。
ところが、翌日ぐらいに、ピョコピョコ右手を上げて、帰ってきました・涙
痛くて、右手を地面につけられない様子でした。
三件目に、行こうと思っていた病院に、連れていきました。
傷が閉じてしまって、中で、化膿しているとのことで、
原因は、はっきりとはわからないが、たぶん、喧嘩でかまれて、
傷は、すぐ閉じるので、中で、ばい菌が残ってしまったのでしょう、とのことでした。
抗生物質の注射と、消毒と、飲み薬をいただいて、帰りました。
三件目に行った獣医さんは、とてもよい所でした。
設備もよく、説明も丁寧で、しっかり診てくれました。
にゃにゃちゃんに、やさしく接してくれて、
獣医さんのおうちでも、猫ちゃんを飼っていることも、
私たちには、安心につながりました。
この時点で、野良ちゃんであることを、確信していたので、
うちのコにすると、決めていました。
いろいろと心配はありましたが、この状態で、外に行かせるわけにはいかないので、
その日から、にゃにゃちゃんの室内飼い生活が、はじまりました。
「けっこう、たいへんだったの。」