5月7日(日)
生憎の雨模様の一日でしたが、恒例の茶花道会春季大会を開催いたしました。
この連休の雨を一手に引き受けたようなお天気で、嫌な思いでしたが多くのお客様にお越しいただきました。
洗心庵の本席は、待合から若葉の瑞々しい絵の掛物で、季節の雰囲気が感じられ本席の掛け花入れの生花とともに立夏を迎えた季節の訪れを演出された。
常什の風炉釜ではありましたが、お棚が目新しく、落ち着いた色合いの水指と響きあった安定感がありました。
堂々とした大棗と大亀老師の茶杓も取り合わせの良さをかんじた。
菓子の銘「唐衣」も伊勢物語縁でカキツバタを美味しく頂戴した。
一階集会室の花展は色々な流儀の競演で、流儀の違いの見極めの目を持たない筆者は目移りするばかりの花々を楽しむばかりでありました。
立礼席では、気軽な椅子席で担当の先生お庭初咲の「夏椿・二人静」が見事で、多くのお客様の目を楽しませたように思われます。