スカ天ブログ

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05/17日 北下浦市民プラザ 天体観望会の報告

2014-05-17 22:58:13 | 天体観望会

日 時    平成26年 5月17日 土曜日
時 間    19時~20時40分
スタッフ   kozyさん、Tさん、seabassさん、Oさん、きらほし
参加者    H千里さん家族2名 Sあいさん家族2名 Y菜穂子さん家族2名
       S由樹さん家族2名 N成昭さん家族3名 I香さん家族2名



昨日の定例会議+天体観望会の様子をレポートします。
ちょうど17時に現地入りしますと、駐車場でKOZYさんとOさんにバッタリ。
Oさんとは初めての対面ですが、Oさんは事前にスカ天のホームページで顔チェック済みでしたので、
私たち2名に、すぐに気付いたようです。
3階の研修室では、シティセンターよこすかのUさんが会議に出席され、
来る、8/2日の田浦キャンプ場での星空観察会の事前打ち合わせを50分程度行いました。(詳細は別メールで)
Uさんが退室されてからは、スカ天の定例会議に突入。
この頃seabassさんが入室されたので、全員で自己紹介を行いました。
全員の自己紹介が終わる頃、1家族が入場されましたので、
KOZYさんを研修室に残し、それ以外の会員は全て観測ドームに上がり観測の準備を。
定刻の19時には3家族が揃いましたので、観望会をスタート。
今回は希望者が多かったので、2班に分けました。
1班はすぐさま観測ドームに移動し、40分程度の野外観察を行いました。
遅れて来られた2組と2班は研修室に留まり、
KOZYさんによるパソコンによる星空シミュレーションで、今晩見える星空を楽しんでもらいました。
私は1班を引率し、観測ドームに移動。
本日案内する天体は、水星、木星、火星、土星の4惑星(黄道順)に絞りました。
まずは、西空低空にいる東方最大離角になろうとしている水星から。
まだ薄明中の為、水星は全く見えず、導入するのに一苦労しました。
しばらくして、ようやく肉眼で捕らえた水星の導入に成功。
その水星像は、アサガオの種子のような半月状でした。
水星は、メラメラと揺れながら、しかも色がついている有様。
観望会でも水星観察はしばらくぶりの事。
水星はあっという間に沈んでしまう為、
この時は2班のグループにもドームに上がってもらい、観察してもらいました。
低空には怪しいねずみ色の雲があり、何度か邪魔されましたが、
参加者全員がなんとか無事観察できました。
ここで2班は再び研修室に戻り、KOZYさんの講義を。
1班はそのまま次の天体へと進行。
一応黄道順に沿って太陽系最大惑星の木星を導入しました。
木星はだいぶ西に傾いていましたが、まだ高度は十分な高さに位置していました。
この日のシーイングはあまり良くなくて、本体がユラユラしていましたが、
太い縞模様2本は確認できましたし、4ヶあるガリレオ衛星も全て見えていました。
続いて導入した天体は火星。
先月14日に小接近したその1ヵ月後ということで、
まだ大きさは最大時の86%はありました。
両極の極冠辺りが白く見えたのと、大地の黒い部分も何とか見えていました。
私が今シーズンみた中では、最もよく見えた火星でした。
自宅の30センチ鏡でも、これほどクリアに見えませんでしたから、さすがは屈折鏡。
多少シーイングが良くなくても、その影響を受けにくい光学系です。
火星の次は、本日最後の惑星の土星を導入。
20時頃の土星は高度がまだ25度しかない為、大気の影響をもろに受け、揺らぎの土星観察になりました。
やはり輪のある惑星は人気NO1。
参加者の多くが初めて見たようで、絶句していました。
この日は天気もよく、13名の参加者に大変満足してもらえた観望会になりました。

以上


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