スカ天ブログ

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02/25日 不入斗公園 冬の星空観察会の報告

2017-03-05 22:36:53 | 天体観望会



開催日  平成29年2月25日
場所   不入斗公園 グランド+ミーティングルーム
開催時刻 17時半~19時半
参加者  15家族 33名
スタッフ KOZYさん、Tさん、きらほし

去る、2月25日に不入斗公園の施設会場で開催された、星空観察会の様子を報告します。
当日は、薄い筋雲から綿雲に変化する怪しい空でしたが、金星、火星、天王星の三大惑星と、スバル、オリオン座大星雲、ET星団(NGC457)、北斗七星にあるミザールとアルコルを案内しました。当日は16時に集合をかけ、スカ天からのサポーターは、kozyさんとTさんと私の3名が現地入り。依頼者側のスタッフも、臼木さんを含めて3名が対応し、受付や機材の運搬等のお手伝いをお願いしました。
17時から受付を開始。参加者は15家族33名が参加。
17時半、臼木さんからはじめの挨拶があり、観察会の経緯やスカ天の紹介、星空観察会での注意事項等の解説がありました。
そして、臼木さんからバトンタッチし、私とkozyさんでミーティングルーム会場にて星空解説を行いました。この時、Tさんには屋外に設置した器材の監視役をお願いしました。
まずは、配布した全天星図の見方、B5サイズの観察会のチラシ、
そして、臼木さんリクエストによる高校受験の試験問題、
最近、みずがめ座の赤色矮星「TRAPPIST-1」の周囲に、地球サイズの惑星が7つ発見された新聞の切り抜き資料説明を簡単に。
その後、パソコンの天体シミュレーションで冬の星空解説を10分程度流しました。
解説後は、私の方から配布した資料の詳細説明と、今年起こる天文現象の説明を約40分程度。18時半からは予定通り野外に移動してもらいました。
用意した機材は、kozyさんとTさんと私の20㎝の口径の3台。
前述した天体を導入し案内しました。
今回は天王星が火星の近くにいたので、導入がスムーズにいきました。
火星や天王星は小さくて色を楽しむだけでしたが、
最大光輝を迎える金星は、綺麗な三日月に欠け、それは均整?がとれていました。笑
私の赤道儀は29年目に入りますが、この日赤緯モーターが不調で、赤経しか動きませんでした。ついに壊れたか? 赤経は機能していたので、追尾はやってくれましたが不便でした。
三脚の固定板のねじも無くて、中途半端な固定で対応。
この日は忘れ物も多く、印鑑押しやレーザーポインターも忘れてしまい、
肉眼による星座解説がきちんとできなかった事だけが悔やまれました。
領収書のサインも、急遽工藤さんに対応してもらいましたし。
19時半には解散しました。

kozyさんTさんお疲れ様でした。


※先ほど赤道儀のケースを開けてみたら、奇しくも本日が赤道儀の購入日でした。


報告者 管理人


02/04日 北下浦市民プラザ 星空観察会報告

2017-03-05 22:18:30 | 雑誌



開催日  平成29年2月4日
開催場所 北下浦市民プラザ
開始時刻 18時半~
参加者  Yさん家族3名
スタッフ kozy きらほし

2月4日は望遠鏡操作講習会の予定でしたが、
希望者がゼロということで、急遽天体観望会に切り替えました。
突然の事なので前日に3家族に声をかけ、
うちYさん家族3名が参加されました。スタート時刻は18時でしたが、
遅れて到着した為、18時30分からスタート。
参加人数が少ないので、部屋での解説は止めて、すぐに観測ドームに上がってもらいました。
観測ドームの出入りの扉を開けて驚いたことが2つ。
1つは望遠鏡の鏡筒が立ったまま固定されていた事。
もう1つは、対物レンズのカビ避けビニールカバーが怪しい所で固定されていた事。
前回の利用者は、必ず固定のルールを守って欲しいものです。
はじめに導入した天体は月齢7の月。
ひょっとして月面Xが見れたら案内しようと思ったけど、見れませんでした。
シーイングはベストな状態でしたが、観測ドーム内はスリットを開けて間もない状態でしたから、塔内気流が悪さをし、天体はメラメラ。
次に案内したのは金星。
金星は月齢にすると5くらいで、欠けた姿が見れました。
続いて火星を導入。
火星は小さくて、ゴミ粒程度の大きさでした。
次に、小学4年生のお姉さんが、学校の授業で星座を勉強中で、
「カシオペアが見たい」と言っていたので、カシオペア座にあるET星団を案内しました。
スリットから見えた星をみたお姉さんが「あの星は北極星ですね」って。
私が確認したら、間違いなく北極星でした。
学校で習ったことをきちんとマスターしていたようです。
時間の関係で、最後はM42の大星雲を案内して終了。
最後に「オリオン座のベラトリックスとサイフの名前を覚えて欲しい」と力説して解散しました。
スカ天からはkozyさんと私でサポートしました。
kozyさんお疲れ様でした。


報告者 管理人



01/07日 北下浦市民プラザ 天体観望会の報告

2017-01-14 00:33:33 | 天体観望会


開催日 平成29年1月7日
時 間 17時~18時55分
参加者 Hさん親子、dさん
スカ天スタッフ KOZY、uさん、管理人

1月7日、北下浦市民プラザで実施した天体観望会の報告です。
今回、申込みされたのは常連客のHさん親子と、友人のDさんの3人。

この日の天気は快晴。
この時期にしては無風で、風による影響は無かったが、冷え込みは厳しかった。
観望会は17時からスタートしましたが、この日は緑地公園課のUさんが16時半頃に来訪し、
2月25日、不入斗で開催予定の観望会の下打合せと税金相談にやってきました。
開始時刻が17時だと、夏場と違いすぐに観望ができるので、観測ドームに上がってもらいました。
もう準備は事前に整っていたので、まずは宵の明星の金星から。
金星は、高度が髙くて条件が良かったけど、シーイングは最悪でした。
虹色のメラメラと揺れた金星を見てもらいました。
次は、すぐ近くにいる火星を導入。
最接近から8ヶ月過ぎた火星は金星よりも小さくて、
見ても「こんなものか」の世界でした。
シーイングも悪いので倍率も控えめで対応。
次に案内した天体は月。
月は巨大な天体なので、多少シーイングが悪くてもクレーターは良く見えました。
直線の壁もくっきりと見えました。
ミッキーさんの姿もいくつか紹介しました。
今回初めて案内したふぐの正面顔も、皆さん納得してくれたようです。(クラビウスのクレーター)
月面を楽しんだ後は、オリオン座の大星雲を案内し、トラベジウムを確認してもらいました。
月面を観望中にうさぎの話題が出たので、次はうさぎ座のクリムゾンスターを案内。
この星は一際赤いので、星の色を説明するのにはうってつけの天体。
この天体の位置は、ちょうどうさぎ座の星座絵図の目の付近に輝いているので覚えやすい
と思い案内しました。Nちゃんから「なんでこの星は赤いの?」という質問も浴びせられました。
最後は、NGC457天体。前回も案内していましたが、Dさんが初参加という事もあり導入しました。
小学生二人もお腹が空いて来たようで、約1時間半程で観望を終え、研修室に戻りました。
研修室では、パソコンによる星空解説をKOZYさんが担当してくれました。
19時55分には解散しました。

本日、応援に来てくれた会員は、KOZYさん、Uさんと管理人の3名でした。
お疲れ様でした。


※ファインダーから覗いた星があまりに見えなかったので、レンズが曇っているか汚れてい
る可能性があります。
  次回、クリーニングをお忘れなく。
  あと、天頂プリズムを持参しましたが、ピントが出ませんでした。
  次回、天頂プリズムの接続部にテーピングして対応します。普通のビニールテープでは無
いもので。

報告者 管理人



11/05日 北下浦市民プラザ 天体観望会の報告

2016-11-06 16:32:05 | 天体観望会



会場 北下浦市民プラザ
場所 3階研修室+観測ドーム
参加希望者 Hさんグループ3名、Kさんグループ5名、Yさんグループ4名 計12名
スカ天スタッフ seabassさん、KOZYさん、きらほしの3名
時間 17時~19時15分
天気 晴れ


今回の参加希望者は、当日になってみないと判明しない状況ながら、
Kさんグループ5名、Hさんグループ3名、Yさんグループ4名の計12名に落ち着きました。
スタッフはKOZYさん、seabassさん、管理人の3名。
定刻の17時からスタート。
日没が早くなったこともあり、夜空の天文薄明終了も早くなり、
早く沈んでしまう金星や土星を見てもらうために、星空解説を先送りし、
急いで観測ドームに移動しました。
スリット越しに見た、宵の明星が早くも見えていました。
月齢5の月もバッチリと見えています。この時はまだ、肉眼で土星は見えていませんでした。
まずは金星から案内。
金星を導入すると、隣に3.3等のへびつかい座の42θがあり、金星と恒星との違いを理解してもらいました。
これまでだと、すぐに別の天体に移動しますが、なぜかもう一度金星を見たい声が上がり、再度一巡。
続いて土星を導入。
金星以上に感動する様子が伝わってきました。
次に導入したのは月。
まずは低倍率で月面全体を見てもらいました。
月齢5だと反対側の暗い部分もはっきりと見えました。
暗い辺りには、これから食に入る恒星2個が接近して見えました。
一巡してからは、今度は倍率を180倍にして月面を楽しんでもらいました。
本日は小学生1年と4年生が多かったので、私からこんな質問を浴びせてみました。
「月面に行ってみたいですか?」
●回答
・行きたくない~。
・地球がいい。
・緑が無いからつまらない。
・宇宙船で帰ってこれない。
という現実的な回答しか返ってきませんでした。
私は「宇宙飛行士になりたい~」という回答を期待しましたがゼロでした。
その後は、白鳥座のアルビレオやこと座のダブルダブルスター、リング星雲を案内しました。
最後に、こと座にあるδ2星付近の星を見てもらいました。
なんでこんなマイナーな星をと思われがちですが、
さにあらず、この星の配列は北条家の家紋にそっくりなので案内しました所、全員が納得してくれました。
この日は、ベガほどの明るい人工衛星がスリット越しに見えて、皆、大興奮。
18時半には、Yさんグループ4名が遅れて到着しましたが、
この日は風が強く、市の職員からの助言もあり、星空を案内できないまま、再び研修室に戻りました。
研修室では、天体ソフトを使い、星空の解説を19時過ぎまで。
それから質問タイムに。
「一番大きい星座は」という質問があり、うみへび座と回答しましたが、
それでは「一番小さい星座は」という質問にはや座と答えましたが、
自信がないので次回への宿題としましたが、
先ほど調べてみたら、や座で正解でした。
ちなみに2番目がこうま座、3番目がみなみじゅうじ座でした。
19時15分には解散しました。

以上

※9/10日に予約していた田中栄子さんですが、田中さんの訃報によりご友人のTさんがキャンセルしてきました。観望会開始10分前にTさんが来訪し、田中栄子さんの近況報告をしてくれました。田中さんは自然を愛し、星がとっても好きな方でしたと。
Tさんは田中さんの影響というか、彼女のお誘いで当観望会に参加した事実をお聞きました。
謹んで田中様のご冥福をお祈り申し上げます。


報告者 管理人



10/15日 北下浦市民プラザ 天体観望会の報告

2016-10-16 15:17:56 | 天体観望会


会場 北下浦市民プラザ
場所 3階会議室+観測ドーム
参加希望者 H氏家族4名
スカ天スタッフ Aさん、KOZYさん、管理人の3名
時間 17時~19時30分


天気は快晴。
10月に入ってからの天気では、最もよい天気でした。
当初の予定では、天体望遠鏡操作講習会でしたが、
希望者がなかった為、急遽観望会に切り替えました。
といっても、希望者の探すのにKOZYさんにも協力してもらいましたけど、
以前、お誘いした家族にはことごとくふられたようでした。(笑)
私の方では、過去の観望会をキャンセルした2家族にメールを送信。
Hさん家族4名(母親2名+子供2名)が参加してくれることになりました。
日没時刻も17時頃だったので、現地集合を17時にしました。
支援に駆けつけてくれたスカ天スタッフは、Aさん、KOZYさんと私の3名。
この日は金星をはじめ、火星、土星と月。
そして、こと座のM57とダブルダブルスター、M13、アルビレオ、NGC457(ET星団)
を案内しました。かなた君(彼方ではない)は4歳ながら、きちんと見えていたようです。
普通の4歳児なら、見えなくても「見えた」と答えるのに、
かなた君は見えないものは見えないと主張する素直な子供でした。
17時から18時30分まで観測ドームで観望会を。
その後はいったん会議室に戻り、パソコンによる簡易的な星座案内を行いました。
この所、好シーイング続きでしたが、この日はシーイングが良くなくてユラユラした像を見ることになりました。

以上 

報告者 管理人