小さい頃から、絵を描くのが好きだった章吾様。学校で行われた展覧会でも、いつも上位3位までには入っていたと云う。先生からも、将来は絵描きになるだろうと期待されていた。本人もそのつもりだった。
ところがギッチョンチョン。己の引っ込み思案の性格を直したいが為に、当時、いとこが師事していた人間国宝の花柳章太郎先生を紹介して頂き、芸能の道へ。
絵描きになりたかったのが、一番嫌いな世界に飛び込んで、しかも一時期、絵描きと一緒になった。不思議だな〜人生って。と語る章吾様。
80歳を間近にした昨今、昔好きだった絵を描いてみたいと思う気持ちになった章吾様。今年初めて行った水澤観音の「つけものや」と名乗る土産物店に絵心をそそる様な可愛い飾り物を見つけた。
「この子に負けない様に、章吾さんも絵を描いて見たら?」と言葉を投げかけてみた。すると「うん、描いてみるよ。」と言ってすぐに描きはじめた。
まだ、未完です。これからどうなるか、途中経過をご報告させて頂きますね。