見出しにある通り、50年前に章吾様はアルバムを出している。
きっかけは美空ひばりさんと縁があって、お島千太郎の映画の相手役に抜擢されたものの、相手が大物過ぎて、僕には出来ません。と断ってしまい、巡業先から東京に帰ると、その関係者から手を回されて、全ての仕事を降ろされてしまい、行くあてもなく、たまたま知人の紹介で東京都内の数カ所で、ピアノの弾き語りをしておりましたところ、熱心に通って来た人がおりました。
それが『ハチのムサシは死んだのさ』を編曲した土持城夫先生でした。『君の歌は、なんか良いんだな〜。歌をやってみないかい?』
『僕なんかダメですよ。』
『いやぁ、君の歌が良いんだよ。何か哀愁が漂ってるよ。何かあったのかい?』
ひばりさんからの仕事のオファーを断ったら、テレビの仕事がみんな無くなってしまった話をすると、『ほらね。その悲しさが歌に出ているんだよ。』
同時期に、どうせダメだったと思っていたNHKの朝ドラ『北の家族』のオーディションに受かり、高橋洋子さんと共に主役に抜擢され、アルバム発売の件をNHKに相談すると、ドラマの収録中はダメです。と言われてしまったので、アルバムはドラマの終了を待っての発売となりました。土持先生の話では、なんの宣伝もしなかったのに、7,000枚売り上げたと話していたそうです。
そして、歌の仕事は、俳優の仕事が忙しくなったので、出来なってしまったそうです。
アルバムは全12曲。そのうちの2曲は章吾様、本人が作った歌です。携わった作家は、千家和也先生・阿久悠先生・あらきとよひさ先生・浜圭介先生。有名な作家ばかりです。
章吾様は50年ぶりに歌をレコーディングし、歌手の道を歩もうとしております。また、俳優のお仕事のオファーも11月に控えておりますので、益々のご活躍が楽しみです。
家族に裏切られた悲しみや悔しさをこれから歌にお芝居にぶつけて頑張ります。是非、応援を宜しくお願い致します。
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