無料弁当60個、お菓子、マスクなどを21:30から出して23:00過ぎに完パケ。いつも通り50個提供の予定だったが、開始後まもなく取りに来る方が殺到し、残り少なくなった為に、あわてて10個追加した。
「野菜をもらったが食べ切れないので」という方と「〜苦手なので」という方から連絡があり、食材を頂いた。(寄付を募ってはいませんが、お預かりはします)深夜に見知らぬ方が来店し「先日、弁当を頂いた者です。よかったら食べて下さい」と和菓子を頂く。鶴の恩返しならぬ、赤羽の恩返し。『奪いあえば足らぬ分け合えば余る』の精神。支え合い&助け合いの寄付文化。優しい輪が広がっていて嬉しい。
毒親から虐待を受けていた方から今夜も色々と相談を受ける。「何度も話を聞いて下さって…」と、会話の途中で、初めて感謝の言葉を言われる。数日前よりは、希死念慮が薄れている模様。悩みがあって、他人に話すという事は、生きる事に前向きだということ。何らかの仕事をしたいと訴えるが、親と絶縁している為に「緊急連絡先が無い」ことを理由に採用されないと言う。里親制度や養子縁組などについて尋ねてくるので、何故かと聞くと「親が欲しいんです」と言う。それは寂しさからでは無く、緊急連絡先や庇護してくれる存在……つまり機能としての「親」を必要としているのだ。淡々と訴えるのだが……身につまされる。
「私は緊急連絡先になることはできるけど、あなたの親になることはできない。でも、そういった関係を望んでいる方もいるかもしれないので調べてみます」延々と話が続くので、途中で打ち切り、宿題にさせてもらう。飲み水を買う金も無く、金を貸して欲しいと言う。飲料水をあげて、少額を貸す事にした。自己肯定感を高めて、生き延びてほしい。
めぐりや開店当初に色々とアドバイスしてくれた高崎の居酒屋まるの店主・健ちゃんが来店。テレビやネット記事を読んでくれていて、開口一番に「大丈夫?頑張りすぎだよ」と労いの言葉。弁当の彩りを褒めてくれた。今夜も助っ人の中学生や犬も来店。
皆に助けられ、励まされ、癒やされて……明日も頑張れます。ありがとう、ゴールデンレトリバーのモモちゃん。
(6/23のTweetより 一部修正)
最新の画像もっと見る
最近の「無料弁当」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事