路上脱出一人目の方の話を区議と話していると、店の前に一人の男性。用件を尋ねると「こちらに『いのちの弁当』はありますか?」と話す。彼は鬱を患い、それが元で解雇されたらしく、不当ではないかと某所に相談に行き、生活困窮している状況を話したところ、当店を案内されたらしい。
「赤羽のめぐりやという店に行けば『いのちの弁当』をもらえる」と。
まだ弁当をつくる前の時間帯で、提供までには4時間程あり、待ってもらうのも申し訳ない。たまたま昼のテイクアウト用に用意したものがあったので、特別に提供することにした。「無料弁当は今夜で終わるけど、何か困った事があれば連絡を」と区議が名刺を、私達も店の連絡先を渡した。
「命をつなぐ無料弁当」などとネット記事に出たのを、どなたかが覚えていて「いのちの〜」と彼に伝えてくれたのだろうか。
最終日まで新規の方が訪れる事態。
感染者数は減少しているが困窮者は減っていない。
小さな弁当も、人によっては「いのちの弁当」なのだ。
(10/1のTweetより 一部修正)
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