無料弁当60個+お菓子などを21:30から出して23:30に残5。ここのところの盛況ぶりに、どう対応すべきか迷っていたが、今夜は試験的に「1人2個まで」とした。苦情も無く、受け入れてくれた。開始時は7名ほど。こういう日に限って、何故か何名かの常連が来ず、全員への周知ができなかった。
だが、1人2個までにしたことで、最後に来るホームレスに渡すことができた。また、さらに遅くの23時以降に来る、ホームレスと思われる高齢者にも提供することができた。明日からも同じ個数にして様子を視ることにする。できるだけ多くの方に届けるために、こうするしかなかった。受け入れて頂き感謝。
2回目の方や「Twitterで見た」という新規の方も訪れた。いつもTweetを拡散して下さる方々に、あらためて感謝。「いいんですか?」と大事そうに弁当を抱えて帰って行った。
常連の高齢者と足を負傷している方が、連れ立って来た。店へ来る途中で偶然顔を合わせ、一緒に来たと言う。高齢者は杖をつき、負傷者はびっこを引いている。高齢者は「怪我をされて可哀想だから」と、アンパンをあげたらしい。そのアンパンも近所の方から貰ったもの。弁当利用者同士の「やさしさのバトン」に、ほっこり。
「毎晩お弁当を頂いているので少し太ったかもしれません」と、春先の2週間を水と塩で生き延びた方が言う。
「8月末で終わっちゃうの?」と聞かれる時期になってきた。「9月も続けると思います」と答えている。終わりの見えない……先の見えない日々は続く。戦時中の庶民は、どのようなマインドで、日々を生きていればいたのだろうかと夢想する。先なんてそもそも見えないのだ。日々やれることをやるのみ。
(8/26のTweetより 一部修正)
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