無料弁当50個+お菓子、マスクなどを21:30から出して22:20頃に完パケ。毎晩来る常連が10名前後。後は、新規や時々来る方。今夜も涼しい夜でよかった。
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路上脱出1号は、今夜も来なかった。保護費を酒で溶かし、食べていないはずだが、恥ずかしくて来られないのだろうか。スタッフの一人にお菓子を配達してもらい、「まっています。たべてください。めぐりや」と書いたメモを入れた。(彼は酔うと文字が読めなくなるので平仮名に。弁当は不在だった場合の腐敗が怖いのでお菓子にした。)ケースワーカーから最後通牒が出ているらしく、数日後に支援者と役所へ行くことになっている。
その日に、もっと住居の近くの病院で治療できないか、今後の事を相談しに行くらしい。気持ちが後ろ向きになっているのだろう。節電の為にエアコンもつけないらしいので、熱中症も心配。保護費をすぐに酒で溶かしてしまうので、不動産屋が一時預かり、日払いで少しずつ払う事も検討しているらしい。
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全く同じ事を自分も考えていたが、不動産屋の方が彼のアパートに近いし、開いている時間が長いから、彼にとっても好都合だろう。一人の人間を多くの街の人が心配している。せっかく部屋を手にいれたのだから、もう二度と路上には戻ってほしくない。いや、戻さない。必ず助かる道はある。そう信じている。
(7/18のTweetより 一部修正)