無料弁当50個＋おはぎ36個＋お菓子などを21:30から出して23:30に残5。金曜のランチスタッフが、おはぎを差し入れてくれたので提供。常連の方を中心に、甘い物を好きな方が多かったので順調にはける。久々に配達に行ったホームレスにも「おはぎ、好きなんです」と、喜ばれる。好き嫌い分かれるかと思っていたので、ほっとする。
配達途中に「あっ、こんばんは」と話しかけられる。よく見ると路上脱出第二号の方。都外のムテイにいるのだが、外泊許可をとって来たらしい。今月２回目。個人部屋で快適だと話す。一回目は保護費を取りに来た。その10日後に、わざわざ金を使って外泊をする理由が分からないが、問い詰めることはしない。
早めにムテイを出てアパートに移りたいのだろう。希望があるうちに、次のステップにいけたらと思う。何よりも、声をかけてくれたことが嬉しい。「漫画喫茶で食べられるから」と、店に寄らない予定だったらしいが、「みんな心配しているから」と伝えたら、立ち寄ってくれた。彼の希望どおりに進めるよう願う。
もう一人。話しかけても、ほとんど話さなかったホームレスが、話すようになった。「昼に図書館で会って話したよ」と女子が言う。店頭に人がいると通り過ぎたり、引き返したりする方だったが、やっと少しだけ交流できるようになった。「歯が無いから話しにくいのかも」と女子。ズボンに穴が開いているのが気になっていたので、寄付品からズボンを渡した。喜んでくれた。一歩ずつ一歩ずつ。
（6/13のTweetより 一部修正）
