無料弁当50個+お菓子、マスクを21:30から出して22:40には完パケ。今夜も開始時に8人ほど訪れたので列をつくって順番に取ってもらう。その後の時間帯は落ち着く。
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近所のスーパーの前から「めぐりやさん知りませんか?」と、大きな声で聞いてまわる声がしたので、「こっちです」と案内する。荒川区の三ノ輪から歩いて来たとのこと。ネットで情報を得た知人から教わって訪ねて来たらしい。生活保護の申請中だが、「審査に時間がかかっているので生活が厳しい」「審査の結果は来月になる」と話す。もし事実だとしたら、あまりにも厳しい対応だと思うが、何か事情があるのかもしれない。
無料弁当を通して生保の申請をした方々は、住居を失った方々。本当は住居を失う前に申請をしてほしいのだが、その場合は審査が厳しいのだろうか。色々と愚痴をこぼしながら帰って行った。
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路上脱出一号は歩き方や顔つきが変わり、体調も良さそうだ。「弁当のおかげです」とお世辞を言う余裕もある。
寄付品の管理をしているオーナーから、ストックの中に小銭入れがあったと聞き、彼に提供することにした。部屋の床に小銭がばらまいてあったので、持っていないと思っていたら、やはりそうだった。「ありがとうございます。幸運の財布にします。」もうすぐ保護費の支給日がやってくる。君に幸あれ。
(7/28のTweetより 一部修正)