今巷で流行っている?と云うか声高に喧伝されているSDGs。
SDGsお題目の、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
此の前文に以下の記載が在る。
〈すべての国民及びすべてのステークホルダーは、協同的なパートナーシップの下、この計画を実行する。我々は、人類の貧困の恐怖及び欠乏の専制から解き放ち、地球を癒し安全にする事を決意している。我々は、世界を自軸的かつ強靭な道筋に移行させるために緊急に必要な、大胆かつ変革的な手段を取類事に決意している。我々はこの共同の旅路に乗り出すにあたり、誰一人取り残さないことを誓う。〉
此の文言を誰が考えたのだろうか......。
CO2削減、脱炭素、カーボンニュートラル、内燃機関の全廃.....。
そして、SDGs(持続可能な開発目標)。
17分類169項目。
二酸化炭素でボロ儲けしても尚、今だに金銭欲が収まらぬ様で、SDGsなる次の詐欺の一手を考え出した。
人間とは際限を知らぬ欲深い生き物である。
此のSDGsを携えて、SDGsのコンサルタントや専門家が布教に歩いている。
企業を訪れたコンサルタントは、
「凄い!御社は意図せずに既に、SDGsの数項目に貢献されて達成しておられるではないですか!流石、お見受けした通りでした」
と下顎が上顎を突き破りそうなくらい、歯の浮く言葉を薄ら笑いを浮かべて褒めちぎる。
神輿の如く担ぎ上げられ、気分を良くした企業の代表と其の社員等は、眩いばかりに17色のオーラを放ったバッジを胸に付け一人酔いしれる。


前文中の「地球を癒し安全にする事を決意」だが、ロシアとウクライナ、イスラエルとハマスが銃弾の撃ち合いをやっているが、これを何とかせえや。
戦争、内紛、テロ.....。
一向に争いが無くならぬ此の世に於いて、争いを一掃してみろ。
其れが出来てこそ、「地球を癒し安全にする」と云う事である。
さて、
「誰一人取り残さないことを誓う」
と云う事は、テロリスト、独裁者、凶悪連続殺人犯(猟奇的連続殺人犯含む)等も漏れ無く救うと云う事だろう。
もう宗教やな.....。
其れもカルト教団やな。
宗教教団は、教勢拡大の為に歯の浮く様な言葉を並び立てる。
此れと全く同じである。
根幹では同じなのだろう。
表現の仕方が違うだけで、同じ想念、思想で他を惑わす。
そして、カネ儲けを其処にセットしてSDGsを布教して回るのだから、タチが悪い。
嗚呼、何時の世も、下々は搾取され続けるばかりである。
