連日の猛暑に心身が疲弊しそうだ。
何気なくネットニュースを流し読んでいたら、JR九州の日豊線普通列車がオーバーランしたと在った。
停止位置から140mのオーバーラン。
原因は運転士の熱中症だった。
列車の事は詳しくは知らないが、運転席にも空調設備は設置して在ると思うのだが。
運転士は、運転中はトイレに行けない。
かと云って無闇な量の水分も摂れない。
なるべく水分は控えて運転に支障を来してはいけない。
中々、2人体制と云う訳にもいかない。
体調管理が難しい。
人命を預かっていると云う重圧も在る。
そう思うと、こう云う仕事をされている方は本当に大変だ。
バスの運転士も同様。
観光バス等は2人体制を敷いている。
暑い酷暑の炎天下で仕事をしていても、水分と塩分を適切に摂取して、休憩も入れていれば、熱中症にならない。
吾は汗をよく掻く方だ。
朝起きた時は体に熱がこもっているが、仕事を開始して身体を動かすとバーっと汗が大量に噴き出す。
すると身体がスーッと軽くなり楽になる。
その後直ぐに塩飴(塩タブレットとかも)と水を飲む。
夏場の暑さ対策としてやっている。
此の運転士さん等の様に、一度職務に就いたらトイレに行けない職種は在る。
吾には真似出来ない。
其れとあと、道路工事中の旗振りの警備員も大変だ。
交通誘導の警備員さん。
知人に此の仕事をやっている人に直接聞いたのだが、一日中の炎天と輻射熱に晒されて帰宅して先ずやる事が在ると云う。
浴槽に水を張り、水風呂に入るのだと云う。
此れを毎日欠かさずやって、何とか身体が保てていると云っていた。
途中のトイレはどうしているのかと聞いたら、昼休憩に1回行く程度だと云う。
汗で殆ど出て行くのかもと云っていた。
水分は携帯して小まめに摂っているとも云っていた。
交通誘導の仕事は、車や歩行者の誘導だけではなく、特に夏場は体調管理も仕事になると話していた。
吾は経験も無く当事者では無いが、凄く説得力が在った。
吾は、他職種の方々を本当に尊敬してやまない。
暑さは未だ未だ此れからがが本番である。