地方という意味では田舎だが、人口的には田舎じゃないのかも。
帰り、雨強いなとは思っていたんだが。避難所が床上浸水したみたい、うちのあたりは無事だけど…
実家は平野の中でも台地の上? 川や田んぼよりは数段高くて離れたところだったので、水害を心配したことなかったんだが。就職してからこっち、山がちで至るところに川が流れてて、そういう川の側の、実家の方なら田んぼになるだろうあたりにもちろん田んぼもあるけど家が建っていて、収まりきらないのか山の斜面にも家、みたいな光景がざらにある。平野の田舎は、山がちなところにわざわざ家建てない、畑の中にぽつぽつ建てる。隣家との距離も広く、平らなところは民家と畑と林だけでできてる感じ、道も悠々通せて上下2車線+歩道2本くらい余裕な造り…という景色で育ったんだが。同じ田舎でも、平らな土地がないとこういう暮らし方になるのかーと、人口密度の違いに時折辟易する。いやほんと、よくこんな斜面に家建てるな?!って何度思ったことか、多くの人にとっては普通なんだろうけど。その合間を縫うような道路も中央の線がないくらいの狭さだし。運転しながら内心、田舎のくせに道が狭いとか…と何度思ったことか、いや違うんだろうな、田舎だから道が狭いのか…。両脇に家が建って拡幅できないみたい。実家の方のように、アホみたいにただっぴろくて人が住んでなくて自動車用に広めに道作れるとこじゃないんだろうな、確実にこっちの方が何十倍も人住んでるし。(実家の方は道路からすぐ家ではなく、前面に畑があって、庭があって、家屋はその奥。だから後から道路広げるときも、畑を削るだけ。道路の両脇に民家密集してどうにもならない、なんてとこあんまりない、あると、そこを丸々迂回したバイパスができる。)
こっちは城下町だったのも関係しているのかもね、昔の町割り?だと車1車線しか取れないので、一方通行が多くて、これもまた田舎のくせに…と何度呟いたことか(苦笑)。家屋退かせて2車線になってるところもあるけど、江戸からそうなんだから、早々移動しないよね。しかしウナギの寝床に合わせた細長い家や建物が新築でできるのを見るたびに、それでいいのか?とは思うが。いやまあ好みや価値観が違うんだろうけど…。実家の方は城(城跡)なんてない、なかったくせに、平成になって天守閣風の施設を建てるというアホなことをしていたけれどね…今でもあるのかしら。お城は嫌いじゃないが、過去の人々に思いをはせたり歴史ロマンやドラマ性に魅せられる方なので、現代にあえて、お金や資材を投じて新築するのはな…私の美意識とはちょっと違うというか大分違うというか…。