そして、決勝戦。

昨日の準決勝、ほんとにいい試合でした。

うちではご存じのとおり、私は譲次くんのファン＝日立のファン。
娘はレラファン。

このカード、ここで当たってほしくなかったなあ。

家を出る時から
「どっちが勝っても恨みっこなしね」と言ってみたりして。



試合は譲次くんのスリーで始まりました。
私は漠然とですが
譲次くんのスリーが大事になりそう、なんて思っていたので
このスリーがきた時には「おっ」と思いました。

だけどこの後、前半はレラペース。
レラのマラカー選手がいい働きをして
KJがスパスパスリーを決める。

そして何より、りょーたの頑張り。
リバウンドはほとんど彼に持っていかれました。
やはり勝ちたい気持ち、CAPとしての責任感。
ワンハンドのダンクは、敵ながらあっぱれ！でした。
（かっこよかったもんな～）

ちなみに娘はこの時、壊れてました（笑）


もちろん日立も負けてないけど
試合が始まってからずーっと、どきどきがおさまらない私。
「負けるかもしれない」
ほんのちょっとそう感じました。


2ピリに入って点差が10点と開いた時
ほんとにこのままでは、このまま二桁の点差で折り返したのでは…


そう思った時のトシさんのブザビ！
センターラインよりもかなり後ろから放ったボールが
見事ネットをくぐり抜けました。
この瞬間の応援の声はほんとにすごかった。

そしてこの瞬間、
わけのわからないどきどきがおさまりました。


そして後半。
譲次くんがしっかり目を覚ましました。

走る・決める・そしてリバウンドもどんどん取る。
一気に点数を重ね
バスカンをもらった時

今までにない譲次くんを見ました。

ベンチに走って来てダイブしたんです！
ベンチのたっちゃんやふーみんや、ゆーかが受け止め
他のメンバーも立ちあがって喜んでました。

私は幸運にもこの瞬間を目の前で見ることができました。
あんなに自分の気持ちを大きく表現することのない譲次くんが
あんなすごいパフォーマンスをする瞬間を。
その時の表情を。


会場が一瞬、どよめきました。


もうここからは一進一退の攻防が続きましたが
レラよりターンオーバーの少なかった日立が
少しづつレラを引き離しはじめました。

菅さんの運動量のすごさ。
トシさんの「そこにいた？」ってタイミングで現れる怖さ。
酒井くんは後半スタートからコートに立ってました。
ゆーかの成長はすごいと思う。
でも酒井くんのDFは、やっぱりぴかイチ。
落ち着いてるタイラーさん。
後半、調子がもどった！って嬉しくなったリャマさん。

そして
譲次くんの気迫あふれるプレー。
冷静な判断。


勝ちが見えた時
譲次くんがベンチに下がる時
みんなとがしっとハグしてました。


「勝ちたい」と思う気持ち。

目には見えなくても、はっきり伝わってきました。



明日はいよいよ決勝戦。

その瞬間のために
私はその場所にいたいと思います。


誘ってくれたお友達と

かなりわがままな私を
快く送り出してくれようとしてる家族に感謝して


明日、笑顔で帰ってこれますように。