今年もローリエットコンサートを鑑賞してきました。
県を代表する吹奏楽の団体の演奏会です。
忘れないうちに感想を。
一応吹奏楽経験者なので、言わなきゃと思うことは辛口めで書いちゃうのでご了承を。
あくまでも私個人の意見として。
まず、
いちばん感動したのはプログラム1番の「ひまわり」を演奏した
安西小学校。
小さな体でチューバを抱えてる姿なんてとても微笑ましいし、
それに加えて、
ホルンのコ!!
パーカッションの人手が足りないのか、
途中途中で、
ホルンを置いて、パーカッションのお手伝いに!
しかもそのシロフォンさばきを上手にやってのける。
彼女はもとパーカスなのかホルンが本業なのか?
音楽の才能を持っている子なんだろうな感心しながら見せてもらいました。
音も小学生とは思えないくらいに人を感動させられる出来でした。
プログラム2番の観音高校は、
音の最後の処理がとても上手。
音の引き際を練習されているのがわかります。
丁寧な演奏が印象的でした。
プログラム3番の広大は、後ほど。(辛口になります)
プログラム4番の広島シンフォニックファミリア吹奏楽団は、
選曲の組み方、チンギス・ハーンで緊張感を持たせたあとで、軽快なマーチで〆たのが良かったのと同時に、ファミリー向けに今度コンサートを開くといったふうなバンドの考え方とかがとても好感持てると思いました。
プログラム5番の黒瀬中学校は
毎年圧巻!
迫力あり、動きもキレイ!かっこいい。
それでいてみんな美脚なのが羨ましい…(:_;)←演奏とは関係ないか
プログラム6番の高美が丘中学校は
小編成ながら、バランスよく、ちゃんと音楽を奏でている、チームワークが素晴らしい団体だと思いました。
自分が中学のとき在席してた部も同じような人数だったので、思い出と重ね合わせ、これくらい上手に演奏できてたらなぁと尊敬の眼差しで見させてもらいました。
プログラム7番の安佐中学校は
安定感があり、人数もいるので厚みのある演奏でした。安心して聴けました。
プログラム8番のNTT西日本吹奏楽クラブは
さすが社会人、
ドッシリ構えて、ソロも大人ならではの色気があってステキ。余裕の演奏のなかに、
オリンピックファンファーレでは、トランペット、タンギングがんばれー!!と心の中で叫びつつ聴くのでした。
…そして、
私が後回しにした
プログラム3番の広大吹奏楽部。
ごめんなさい。
私は聴いてて途中から少ししんどかったです。
というのも、
バンドの方針なのか、そういう曲なのかはわかりませんが、
おそらくffを全力で吹ききっているのか、
音割れがひどいです。
特にトランペットとトロンボーン。
音割れせずに、
全体のバランスをよく考えて音量も調整されたら
もっと全体の音楽が良くなるんではないかなと思いました。
それぞれの自己主張が激しすぎて、
メリハリに欠けてた印象です。
終始大騒ぎなのが、残念でした。
選曲、団体のレベルは良いと思うのでこれからのバランスがとれれば磨き上がりそうな気がします。
偉そうなことを書きましたが、県代表レベルということを踏まえたうえでの一個人の感想なので、
それぞれに好みや考え方があると思いますのであしからず。
トップレベルの演奏を今回も楽しめたことに感謝です。