ドライスーツ。
シーズン真っ盛りでお問い合わせも多くなりましたので
メンテナンスの情報をお知らせします。
ドライスーツのメンテナンスで一番重要なのは
給気バルブの点検です。
特に給気バルブは空気が入りっぱなしになる故障の可能性があり、
急浮上の危険が伴ないます。
少なくともダイビング直前に給気ボタンが正常に作動するか（入りっぱなしにならないか）
しっかり確認してください。
比較的容易に分解メンテナンスできますが、2～3年に1回はオーバーホールに出してください。
上記の排気バルブや防水ファスナーも含め、使用後の水洗いが
ウエットスーツ時よりも圧倒的に重要です。
あと、ネック（首）とリスト（手首）のシールゴムは完全消耗品です。
定期的に交換するのが良いですが、
一部が切れたり、穴が開いたりする程度ならスーツ専用ゴムボンドで修復可能です。
※当店でも販売中（￥500）
このような裂け傷修理の場合、つまんで開き、生地内部にボンドをつけます。
ボンドで接着するというよりも、ゴムとして一体化させるイメージです。
乾燥させてから密着させることがポイント。
自然乾燥でも良いですが短時間で修理したい方はドライヤーで一気に
乾燥させると良いです。
これだけでもほぼ大丈夫ですがより強度を高めたい場合は上からゴム素材の
パッチ生地を貼り付けると良いです。
ゴム全体がひび割れしてきたり、小さな穴がたくさんできたりしたときは
一気に裂ける可能性が高いのでゴムボンドでの修理は不可で要交換です。
年数的には2～3年でダメになる人もいるし、7～8年くらい大丈夫な人もいます。
シールセーバーなどのゴム保護液などを使い丁寧に保管している
私のドライスーツで大体3～4年に1回交換する感じです。
ちなみにネックシールは首のサイズ実寸で依頼すると窮屈に感じるので
お店の方と相談して少し余裕あるサイズで作るとドライスーツの
ダイビングがめっちゃ楽になります！
（手首は実寸が良いです。）
参考までにダイビングのドライスーツの２大勢力である
ワールドダイブとモビーズの修理情報をお知らせします。
ワールドダイブアフターサービス
ネックシール交換￥9500
リストシール交換（両手）￥9000
給排気バルブオーバーホール￥8000
モビーズアフターサービス
ネックシール交換￥12000
リストシール交換（両手）￥9000
給排気バルブオーバーホール￥8000
その他ピンホールなどの水没、ブーツやファスナーの劣化など、
ドライスーツお困りのことがありましたら何でもご相談ください。
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ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました（＾＾）
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