私も子供の頃から、のど超弱人間ですのでお気持ちよく分かります。
今も乾燥や不快感で水中で咳き込むことは日常茶飯事です。
ダイビングは、慣れるまではかなりの運動量です。ましてや海に入るまでにも発汗や運動があります。
緊張感もあって、なおかつ口呼吸のみで、極めつけにタンク内は超乾燥空気ですからもう口内が乾燥して当たり前なのです。
喉が渇くというだけなら、陸に上がってからすぐに水分補給をすればそれでokですから、さほど気にすることはありません。
ただここで問題になるのは、「ダイビング（水中）中にのどが乾燥して引っ付く感じやひりつく感じで呼吸がしにくくなる。それにより不安が増す」ということです。
特に初心者のときはこの症状を訴える方が非常に多いです。
慣れない口呼吸で荒い呼吸になっている、激しい運動量、海水が口に入ってしまう、不慣れなレギュレーター、緊張感、酔い止め薬の副作用など、特に初心者時代は喉乾燥条件は完璧に整っていますから、ある意味それが普通です。
ただ症状を和らげる、または改善する方法はあります。
まずは潜る当日はこまめにミネラルウォーターを口に含み、そして潜る直前に必ず一口飲む習慣を付けてください。
単純ですがこれが一番効果的です。私は今でも毎回必ず実践しています。約50分程度はのどの強烈な乾燥問題は解決する人がほとんどです。
可能な限り、海に入る直前がコツです。場合によっては小さなペットボトルをBCポケットに入れておくとよりスムーズです。
このとき糖分や塩分の入ったスポーツドリンクは不向きです。体内の水分補給には良いのですが、のどの乾燥には真水が一番です。
おしっこ問題は当然ありますが、ダイバー必須スキルですから先輩に相談して早めに習得してください。
のど飴や喉スプレーなども休憩時には効果的です。ただ潜る直前は控えてください。
これは試したことはないのですが、乾燥を防ぐ濡れマスクみたいなものを船や陸上で直前までしておくのも効果がありそうかも。経験済の方がおられましたら教えて下さい。
あとは徐々にダイビングに慣れてきて、レギュレーターも呼吸しやすいものを使ったら、必ずこの問題は改善していきますので、心配しなくても大丈夫です。
さて、これらの乾燥問題でレギュレータに加湿器を取り付けたいという話もありますが、私は基本的にはおすすめしておりません。
レギュレーターに取り付ける外部フィルターをお勧めしない理由
まずは上記を試して、レギュレーターも呼吸感の良いものを選び、ダイビングにも慣れてきたけどどうしてもダメだ、死活問題だという方は検討をおすすめします。
のどの渇きがましになれば良いなという程度であれば、使わない方が安全であると私は思います。
総合的に価値あるものなら、インストラクターやガイド、上級者、ベテランたちがこぞって使っているはずですよね。
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