こんにちは。
ダイビングのサンマリンショップ姫路・しんです。
私がまだレジャーダイバーだった頃の話ですが、
香住の遊歩道や国民宿舎の工事で、連日土砂が海に
流れ込み、透明度がずっと1~2mが当たり前というシーズンが
ありました。
これでも沖に出ればきれいになるし、結構楽しめたのですが、
やはり浅瀬に戻ってくるとバディの認識が難しくなります。
そんな時、水中ライトを点灯しっぱなしにして光でお互いを確認してい
ました。
かなりの濁りでも結構光は届くものなのです。
あとは音のコミュニケーションも密にしていました。
ナイフやウエイトでタンクをたたいたりして、音が鳴ったらアイコンタクトできる距離に
近付く、と決めていました。
もちろん、透明度が安定している今も、音と光は緊急時にも非常に有効
です。
サンマリンショップでは、結構当たり前にライトやホーン・ベルを常時装着
している方が多いのですが、一般的にはまだまだ少数派のようで、
実際に使っているのは上級者だけ、というパターンが多いのが実情です。
例えば今は非常に優れた大音量水中ホーンも有ります。
これをダイバー全員に義務付けて、緊急時はバディ
やリーダーにボタン一発で知らせる練習を、講習に組み入れる、
というのはどうでしょうか?
バディやガイドに何か伝えたいときみなさんはどうされていますか?
過去の事故例をみても、その時誰かに知らせる手段が何か
あれば助かっていたかもしれないのに、というケースが多々あります。
個人的には、エアー切れの練習とか、ダイバー曳行とか水中器材脱着とかの
スキルよりも重要だと思うのですが・・・・。
あとは水中フロート、ストロボライト、海面着色剤、ミラー等
緊急グッズにしても、準備していのはダイビングの怖さを知っている
一部のベテランさんだけですね。
これで命が救われる事があるかもしれないのに、
本来初心者の方ほど必要であるはずだと思います。
これらを準備する時点で、必ずそのダイビングでの最悪の
状況を考えるきっかけになると思います。
それだけでも価値はあるのではないでしょうか。
我々プロ側や経験豊富なベテランさん達がもっと必要性を提唱
していかないといけませんね。
『安全あってこそ、ダイビングは楽しい』
これを否定する人は誰もいないと思います。
・・・・・・
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