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足(ふくらはぎ)がつったときの切り抜け方

【足が攣った時の対処方法】熱烈先生のダイビング講座 第163講


熱烈先生ありがとう。これが王道の基礎知識で、なおかつ実際の動画もあって完璧です。ぜひ見るべきです。

とくに、「後に傾いた姿勢になったときは、自分が思っている以上に浮力が減るので給気しなければならない」という話は、後ろ向きで泳ぐのが普通であるイントラは当たり前のことなのですが、一般ダイバーさんはあまり経験が無いと思うので、ぜひプロと一緒に経験してみてください。

さて、ここからは50代以上で、身体が硬い、デブ、腹が出ているという私のような方向けの情報です。

水中でフィンの先を掴む、なんてことは到底できそうにもないですよね(泣)

私もふくらはぎの攣りは割と多い方です。陸上でも死にそうなくらい痛いですよね。

ガイドしてるにもかかわらず、水中でゲストに「助けて!」って言いそうになりましたものね(笑)

何度か経験しているうちに、切り抜け方も少し学んできました。

今回は足が攣って痛いというレベルを超えた、まともに動けず、呼吸もできず、冷静さも失うあのふくらはぎ痙攣限定の話です。

まず攣る直前に「あっ、ヤバいかも!!」という瞬間が必ずありますよね。

ここで絶対にやってはいけないことは、通常の縦フィンキックをすることです。

フィンキックは足首が伸びる方向に抵抗がかかります。

これはまさに逆効果で、ふくらはぎの筋肉が収縮し、痙攣モード一直線です。

フィン先を持って伸ばす、という正しい対処の真逆のドM行為です。

あと、人間の本能的に足が攣りそうになったら、一瞬足首に力を入れて伸ばそうとしてしまいます。これも絶対にダメです。

ヤバいかも!となったら、まず平泳ぎのカエル足にして足首を一杯まで上に折り、そこで固定したまま、股関節やモモをゆっくり動かし、なんとかフィンの裏で水をゆっくり蹴ってください。これでもなんとか泳げます。

その際、絶対に足首を伸ばそうとしてはいけません。

これ、攣り防止にもなりますし、万一攣ったときもセルフふくらはぎ伸ばしにもなります。

下半身をひたすらガチガチにして、水の抵抗でふくらはぎを伸ばしつつ、そろりそろりと動くことができます。場合によっては手を使うこともありです。

もちろん、これでも痙攣モードに入ることもあります。

その時は迷わずバディに手助けを求め、潜降ロープなどを利用し、水面に上がれる方法を考えるのです。

足が攣って激痛でも絶対に死にません。

とにかくバディを水中ホーンで呼ぶのだ。絶対パニックになるな!

フィンの裏で水を蹴る、あおり足キックは、多くの面で役立ちますので、ぜひ覚えてください。

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