一番着脱しやすいBCジャケットはSCUBAPROスタビ
2021-06-02 17:04:42
20代、30代のダイバーさんにはまだ分からないかもしれませんが、肩の可動域に衰えがでてくる40代半ば頃から、結局BCジャケットで一番重要なのは、「着脱のしやすさ」だと実感するようになります(笑)
その点でSCUBAPROのスタビは救世主になりますから、今後のためにもよく覚えておいてください。
多くのダイバーをスタビの道に引き込んでいますが、ジャケットタイプ(スタビ)からバックルタイプに戻ったダイバーを一人もみたことがありません。
ちなみにスタビは着脱しにくいと言ってる方は、サイズ選びを間違えてるだけです。
サイズ選びがとても難しいのは確かで、スタビはやや余裕を持って着ることが大事です。
もちろん、ウエットとドライでは適切なサイズが異なることもあります。その辺が広く普及しにくい理由の一つですね。
そんなサイズ選びを入念に打ち合わせしながら、イチオシのスタビをご購入いただきました。
今回は女性ダイバーさん。
3着ほどのBCを使ってこられて、今回スタビを試してみたいということになりました。
最近は器材に関心の深い女性ダイバーさんも増えてきて嬉しい限りです。
男性に比べてスタビ愛用者は圧倒的に少ないですが、素早く準備したいのは同じだと思いますので、スタビ派女性ダイバーも増やしていきたいなと思います。
このタンクバックルも素早いセッティングには必須ですが、女性でも楽にバックルを倒せるように、気持ち緩めに調整しました。
給排気ボタンともにソフトでメンテナンスもしやすく、急浮上のトラブルリスクも最小限のTUSAオレンジボタン。
インシュロック(締め具)の頭の位置はここがおすすめです。
質は勿論、切り端のキレイな処理にもこだわっております。
またBC用の中圧ホースの長さについては、スタビの場合ボタン部がかなり下にきますので、68cm以上(金属含む)の長さが必要です。
ファーストステージの取り付け位置は、BCに近い「前」のポートにセットすることをおすすめします。
サイズがMやLで、少しホース長に余裕があっても良い方はドライホース(80cm)を使用するのもおすすめです。
ホースの質にもこだわって格安品ではなく、純正を選んでください。
BCボタンのダストキャップについては、無い方がきれいな状態を保てるので不要だと私は思います。
あと大事な点・・・
お腹のカマーベルト(マジックベルト)はスタビには不要ですね。スタビ愛用者はバックルベルトのみ1本勝負です。
BismのNELEUSやREYSON、Sプロの他機種も着脱性能に関しては同等レベルですが、機能面ではSプロスタビとはまた別物で、それぞれの良さもありますから、ぜひこだわって選んでください。
ジャケットタイプBCのことなら、長年愛用中の楢崎までぜひお問合せください。
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