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使用後にBCジャケット内の海水を出すおすすめの場所はここ

ダイビングが終わると、BCジャケットの中に海水が入っていることはよくあります。

排気のためにボタンを押したり排気ノブを引っ張ったりしたときに、どうしても海水が逆流するからです。

抜けている、もしくは抜けない姿勢のときに必要以上排気ボタンやノブを作動させないことが海水を入れないポイントですが、そこはあまり気にしなくて良いと思います。

大事なのは使用後に海水を抜くことです。

抜くバルブの場所ですが、私がおすすめしているのは一番使わない右腰の排気バルブです。



一般的には、このように逆さに向けてインフレーターボタン部から抜くダイバーが多いと思います。



しかしこれだと海水が直でボタン部や肩口のダンプバルブに通るため、良くありません。

たまにボタン部を洗った後に、最後に上記のように海水を排出している方を見かけますが、水洗いが台無しになっています(^^;

メンテナンスをしていても、このボタン内部がひどい潮つまり状態になっていることがあり、急浮上のリスクを思うと、ヒヤッとすることも多いです。

勿論何度も本体内に真水を入れて繰り返して洗えばよいのかもしれませんが、それもなかなか大変です。

右腰の排気バルブであれば、とりあえず海水を抜くだけでもokですし、ボタン不具合のリスクも最小限にできます。

勿論海水が通るわけですから、潮が残って固形化することがあります。



右腰バルブだとこれくらいの状態になったとしても、緊急的に困ることはないでしょう。

ただ、できればよい状態を保ちたいので、海水を抜いた後に、真水内でノブを引っ張りながら洗い流しておくと完璧です。

あと分解については基本的にやらない方が良いですが参考まで。

TUSA製BCジャケットのダンプバルブ(排気)の開け方

SCUBAPROのBCでも専用工具が必要です。



上記とは異なり、インフレーター肩口のネジは容易に開けられるようになっていますので、きちんとレクチャーを受けた上でなら構いませんが、締めるときにネジ山をつぶしてしまう方が多いのでおすすめは致しません。

BC内に真水を入れて洗いたいときは、インフレーターボタンから入れて、右腰バルブから出すというのがおすすめです。

インフレーターを外して洗いたい方は必ずショップの人に詳しい説明を受けてからにしてください。

ちなみに私は年に1回くらいしか内部を洗いませんので、BCが長持ちしないのかもしれません(笑)

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