まにまにルーマニア

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欧州「つ」の字に横切る旅2014~ルーマニア・ブカレスト~

2014-06-08 |  ┗ROMANIA
3月2日。

まだ夜も明けきらない暗い中、
ホステルからローマ・テルミニ駅へと出発。

Ciampino空港から飛び立つため、バスで移動するのです。

シャトルバス乗り場はどこやーどこやー
…と探し求め、駅の向こう側にあることを教えてもらいました。

バス停のすぐ近くにある窓口でバスチケットを購入。
ローマ市内⇒空港は片道6ユーロ。


だんだん太陽が昇ってくる景色を見ながらバスに揺られること約30分、
ローマはCiampino空港に到着しました。


この空港も小さなところ。
セキュリティチェックも済ませてゲートへ。

ここから向かうはブカレスト!!!!!!!!!!
ハンガリーのLCC、Wizz Airを利用しました。
(荷物代入れて80ユーロくらいでした)

並んでいたゲートは、ルーマニアへの便が飛ぶからか
ルーマニア語で書かれた広告などをよく見かけました。
1年半ぶりのルーマニア、わくわくします(`ω´)



朝8時にローマを離れた飛行機は
ルーマニア時間の11時頃に首都ブカレストに到着。

ここで私は重大なミッションをクリアする必要に迫られることとなるのです…。




実は前回ハンガリーから夜行列車でルーマニア入りした際、
あるルーマニア人親子と同じボックスになりました。
単語レベルしかルーマニア語が分からない私と
英語はほとんど話せないルーマニア人親子。

言葉が分からないから大した会話は出来なかったけれど
息子Raduくん(当時9歳)と廊下でめっちゃ遊んだりゲームしたり。
別れ際にはママさんに「いつでも電話しなさい」と連絡先を教えてもらいました。

後日、Facebookでママを発見して連絡をとるようになってからも
「いつルーマニアに来るの?はよ教えなさい!」って督促が来て。笑


その督促を真に受けてのルーマニア再々訪問となったのです☆*




事前に、片言のルーマニア語で到着時間を伝えていたのですが
どうやら日付の書き方が下手で伝わっていなかったよう。

空港で待てど暮らせど、彼女の姿が見えません(´ヘ`;)


1時間半待った所で、さすがにこれはダメだと判断。
意を決して大嫌いな電話をすることにしたのです!
(海外でのバスと電話が本当に苦手なのです…)

購入したカードのバリデート方法がいまいち分からず、
売店のお兄さんに助けてもらって…
久しぶりに耳にしたCorinaの声!!
とりあえず「今空港にいるから来て欲しいねん!」と伝えました。

「あと40分くらいで着くから、そこから離れないでね!!」

きっとそう言っていたので待っていると…


ああああああ!やっと会えたーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!


こうしてまた会えたのと、会えるかどうかの不安が溶けたので
喜びも倍増しました´`よかったーー。




ミッションをどうにかクリアした私、
このあとCorinaのお家へ車で向かいます。

お家に着くと、招き猫がお迎えしてくれていました。笑
(彼女はそれが日本の物とはあまり知らなかったよう)

リビングにはイコン画や、息子のRaduくんの写真が飾られていました。

まだ昼食をとっていなかった私に
「これ食べなさい!」ってサラダやパン、パスタを出してくれました。
お腹ぺこぺこだったのもあるけれど
家庭的な味でいっぱい頂いてしまいました。

昼過ぎにはCorinaの同僚と娘さんが遊びに来てくれました。

17歳の娘さんは恥ずかしがって最初あんまり話してくれなかったけど
日本から持って来ていた和紙で折り紙を作ったり
カメラで写真を一緒にとったりしてる内になついてくれました。
ロックが好きなイマドキの子だけど、素直で美人さん!
日本のことも、ちょっとは興味もってくれたかな??


お友達が帰った後、Corinaは私に晩ご飯を作ってくれました。

メニューは私も大好きなミティティ( *´艸`)

塩味のきいた肉団子で、ママリガ(後ろのジャガイモみたいなの)と一緒に。
東京のルーマニア料理屋さんで食べたっきりだったので大興奮でした。
ほんと、うまい。


するとサッカーの練習を終えたRaduくんが帰宅!!
相変わらずシャイボーイで全然話してくれなかったけど
やっぱ可愛いな。将来に期待だ。←




この一日、Corinaもお友達も
マシンガンの如きルーマニア語で話し掛けてくれたため
恐らく3割もそれを理解できていなかった私。

しかも、Corinaからしたら一度列車で一緒になっただけの
何処の娘とも分からぬアジア人ですよ、私は。

なのにすっごいフレンドリーに、見返りを求めることもなく
「あんたは私の娘よ!」とまで言ってくれて
いっぱい世話を焼いてくれました。
ようそんなことできるなあ、と感心もするし
本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

また、遊びにいくよ。

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