コンゴを今後ともよろしく

皆さんに是非知って頂きたいことを書きます。

カルト等ではありませんよ（　´д｀）！
興味がある人も無い人も、眼だけでも通して頂ければ幸いです。




以前にパレスチナなどで紛争が起こっていたこと、
他にもイラクでは戦争が行われていたりってことは
詳しく知らなくても、ニュースや話で聞いたことがあると思います。
高校の世界史でも、この話は触れられますよね。

それでは、コンゴで紛争が現在も続いてるってこと、ご存知ですか？

しかもそれは限られた地域の小さなものでは決してなく、
1998年から現在まで、500超万人という人々が犠牲になっているのです。

この数、あの第二次世界大戦に次ぐ規模だそうです。



それではなぜ、こんな紛争が10年以上も続けられているのか？



さくっと言うと、原因となっているのは我々先進国です。

そう言われても、知らんがな!!!ってなりますよね。
私だってそんな心当たりはありませんでした。


コンゴでは様々な天然資源が採掘されるそうです。
例えばダイヤモンドだとか。
そしてこの紛争に大きな原因は、レアメタル。
日ごろお世話になっている携帯電話とか、
私が今現在進行形で使用しているパソコンに使われてるものですね。
これらの資源をめぐって、コンゴの人々が犠牲になっているのです。
決して私たちも無視できないことなんです。

や、ちゃんと仕組みとか説明出来なくて申し訳ないです。
そのレアメタルを不正ルートで入手しようとしたりするのが
絡んでいたりするんですかね。

この紛争には、他にも様々な大人の事情が
複雑に絡み合っていて、難しい問題だそうです（´ヘ｀；）



しかもね、すごく残酷な現状もあるんです。


それは、少年・少女兵が沢山いるってことです。

その子たちは単に武器をもって戦っているだけでないんです。
例えば、大人兵に「親を殺すか、お前が殺されるか」って脅されて、
脅えた子供たちは親を殺してしまう。

自分で肉親を殺してしまったことで、パニックを起こした所に
大人は麻薬を与えるんです。
そうすることで子供はパニック状態から抜けるものの、
そこから麻薬に毒され、人を殺すことに抵抗がなくなる。

そして銃でどんどん人を殺していく。

何ていうか、せこいですよね、やり方が。
もちろん薬漬けになった彼らにはフラッシュバックなどの症状もでますし。

うまく書けませんが、銃をもった笑顔の子供たちの写真をみて
すっごく胸が痛みました。

日本にそんな子供はいないじゃないですか。
日本ではみんなランドセルを背負って
楽しく学校に通って、遊んだりしているのに。



高校の時、世界史を勉強していたのですが、
その時には、２千何年にオバマ大統領が就任!!とか
比較的新しい事項も勉強しました。

このコンゴ紛争は1998年からずっと続いているにも関わらず、
こんなに多くの罪なき犠牲者が出ているにも関わらず、
そして、私たちの生活がひとつの原因となっているにも関わらず
世界史どころか、メディアでも取り上げられることって
ほっとんどありませんよね。
一度くらい見聞きしていても良いはずなのに。

高校の時の世界史の先生が言ってました。
「世界史は、同じことを繰り返さないために勉強するんだ」って。
…この話を出すと、何か教育の話に飛んでいってしまいそうですが（´ヘ｀；）

ここまでコンゴ紛争についてメディアで取り上げられないのは
・国どうしの大人の事情が色々ある(外交問題とか)
・日本もコンゴで採れるレアメタルのお世話になってますもんね
・それらの事情が複雑すぎて、むりだ!!ってなってる
・本当に「伝えないように」している
って理由が考えられるようです。


それでは当事者と言っても過言ではない私たちに何が出来るのか？


まさかここまで携帯やPCが普及してる中で
「使うのやーめた!!」って訳にはいきませんよね。
私なんか、絶対に無理です。ネト中ですから。←

まずは、知ることだけでいいと思います。
いや。少なくともレアメタルの恩恵を受けている日本人は
このことについて知っておくべきでしょう。

そしてもう一歩進んで頂けるなら、周りの人にも教えてあげて下さい。
こんなこと、起きてるんだよ。知ってた？って。

報道などがほとんどなされていない中で、
少しでもこの問題について認識する人が増えれば、
メディアや、はたまた政府まで動かせるかもしれませんからね。

そうすれば、レアメタルの正規ルートもちゃんと整ったりして
解決までいかなくても、ましにはなるかもしれません。




文章だけでは伝わらない凄惨さなどはたくさんあります。
是非興味を持った方は、ちゃんとした文章や写真を調べてみて下さい。

自分が言いたいことを全然まとめられませんでしたし
ここまでちゃんと伝えられているか分りませんが、
とにかくこれを読んで頂けただけで嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
私はそれで、ちょっと満足ですヽ(*´∀｀)ノ
おやすみなさい！