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ブーリン家の姉妹

2008-10-10 | *DIARY*
この間の水曜日、友人に誘ってもらって
映画「ブーリン家の姉妹」の試写会へ行って来ました。

★以後ネタバレ★

場所はイギリス、時はヘンリ8世の頃。
イギリス版の大奥、らしいですが
正直それよりももっとドロドロしてた気がします。

最初はあんなに仲の良かった姉妹が…(゜Д゜;

ブーリン姉妹の親戚は、富や名誉が欲しくて
ヘンリ8世が訪問してきた時に姉アンに国王の相手をさせ
気に入ってもらう、と計画。

しかしヘンリは妹メアリーに一目ぼれ。
メアリーには結婚相手もいたのに
国王の侍女となり、子供を産む事に。

けども、アンだって元々は自分が国王の元に行くはずだったもんだから
なんていうか結構いやみが…ね。
そしてメアリーの出産中に、国王といい感じに。
メアリーはそれを見てショックを受ける。
そりゃそうですよね。

んでまー、結局国王はアンの方にいっちゃうんですよ。
けれども国王は実は既婚。
もう子供を産む事の出来ない王妃には興味がないため
何とか離婚してアンと結婚したかったらしい。
そこで裁判を行い、めでたくアンは王妃に。
「あなた、元々は田舎暮らしが夢だったんでしょ?」
ってアンはメアリーに超いやみったらしく言い放った時は
この姉の怖さに驚きました。

そんなアンも子を産むが、一人目は女の子。
けれども周りが望むのは男の子。
(まぁこの長女は、後のエリザベス1世になるのですが)
そこで二人目を妊娠するものの、早産になってしまう。

ここで色々とあって、実弟とアンが関係を持ったのでは?と言う疑惑が。
いや、勿論そんな事はなかったので
本人たちも裁判で主張するのだけれど
結局は「反逆罪」で二人とも死刑に。
それも、田舎でひっそりと暮らしていたメアリーの目の前で。
この頃には姉妹は和解していたのに…。

あんなに仲のよかった姉妹と弟が
自らの欲にかられた父や叔父のせいで
ややこしーい事になったり、命を落としたり。


泣くまではいきませんでしたが、凄く切ないお話でした。

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