Not only did Matsui go 3-for-5, drive in three runs, homer and score three runs, he robbed Kevin Millar of a two-run homer in the second inning when he got his glove above the eight-foot wall in left to turn a dinger into an out. Matsui finished the night with a two-run homer to center in the eighth.
↑この記事でポイントといえば「dinger」スかね。でも、知らなくっても前後からそれが「ホームラン」を意味してるんぢゃないかってことは薄々わかるかも。
つまり入ってりゃ“2点弾”だったという当たりが、高さ8フィートのフェンス際で松井のグラブにもぎ取られ、ただのワンアウトに帰してしまったというハナシ。
で、逆に松井は自らの“2点弾”でその夜をしめくくった…と。
それを受けての、この夜のもう一人の主役「ビッグユニット」ことランディ・ジョンソンのこのコメント。
I asked his interpreter how to say awesome in Japanese and he said, 'Psycho.'I hope he wasn't kidding because I called him psycho, Johnson said.
ピッチングを助けてくれた“塀際の美技”を日本語で讃えようとランディが松井の通訳に教えを請うた…と。これが某局のニュースでも紹介されていたんだけど↓
「どうもランディは“サイコー”と教わったのに“サイチョー”と間違って覚えたらしいんですね」
さっきの文を見れば、事実誤認しているのは、ランディではなく、その記者だかキャスターだかの方だと気が付くはず。
また、誤認したのはこの文だったんじゃないかという想像もつく。(でもテレビ局入れるほどの高学歴だったらアタマにPがついてたらすぐ気付くんぢゃねーの?)
ここにも、前に紹介した“ボブ・サップのデマ話”のようなネットでの噂や誤認をメジャーなメディアが発信してしまうというデマ流布の最強パターンがあった。
唯一の救いは、この誤認によって生成されたエピソードがつまんないということだ(笑)
つまりランディが
「『“awesome”って日本語でなんていったらいいんだい?』ってヤツの通訳に聞いたんだ、そうしたら“サイコ”って教えてくれたんだけど、彼に担がれてないことを祈るよ。だってオレはヤツに「おまへはサイコ野郎だ」っていっちゃったんだからね」
と文だとつまらないが、私くらいの低レベルだと文になってやっとわかるともいえる(苦笑)。
翻訳モノとか洋画が好きな方々だったら、きっときいたことあると思うけど
「サイコ野郎」といったら、変態野郎とか、ちょっといっちゃってるヤツのことを言う。
それにしても一昔前の翻訳モノのハードボイルド小説とかって、日本じゃ日常絶対に耳にしないような言葉がフツーに連発されてたよね。
「このケツの穴野郎」とか
ひどいのになると
「お●●こ野郎」なんてのもあった(笑)
こんなの日常的どころか、一生口にしたり耳にすることはないよね(笑)
外国映画の吹き替えの喋り方もそう。洋画って画面見てなくっても「あ、洋画劇場始まったな」ってなんとなく口調で分かるよね
昔のアメリカ映画の吹き替えでよく聞いた黒人奴隷の
「旦那様、だから言ってやったんでさぁ」
の“でさぁ”っていう言い回し、
日本でいまだかつて聞いたことがない。
「一度は口に出して読んでみたい翻訳モノに出てくる日本語」
なんちゃって(笑)
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2005-08-13 00:16●だってヤツは三番打者なんだぜ!とシーツは言った
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2005-04-13 18:11●YESがノーというなら、こっちは日テレにノーだ(笑)
2005-04-13 17:31●松井は今年もハンター・ハンターになれるか?
2005-04-11 04:21●Super Blooper~松井そして、野茂
2005-04-10 17:32●Bronx Bummer~ボールパークだけに“公園デビュー”?なんちゃって(笑)
2005-04-10 07:12●Patience pays off for Tribe~彼らは我慢しているだけなのさ?
2005-04-08 05:34●「Fever Pitch」~松井で学ぶ英語シリーズ番外編
2005-04-07 06:45●松井で学ぶ、デマと英語 その2
2005-04-04 18:08●Godziilla dazzlez !!~メジャーも開幕、松井が一面だ!
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で、逆に松井は自らの“2点弾”でその夜をしめくくった…と。
それを受けての、この夜のもう一人の主役「ビッグユニット」ことランディ・ジョンソンのこのコメント。
I asked his interpreter how to say awesome in Japanese and he said, 'Psycho.'I hope he wasn't kidding because I called him psycho, Johnson said.
ピッチングを助けてくれた“塀際の美技”を日本語で讃えようとランディが松井の通訳に教えを請うた…と。これが某局のニュースでも紹介されていたんだけど↓
「どうもランディは“サイコー”と教わったのに“サイチョー”と間違って覚えたらしいんですね」
さっきの文を見れば、事実誤認しているのは、ランディではなく、その記者だかキャスターだかの方だと気が付くはず。
また、誤認したのはこの文だったんじゃないかという想像もつく。(でもテレビ局入れるほどの高学歴だったらアタマにPがついてたらすぐ気付くんぢゃねーの?)
ここにも、前に紹介した“ボブ・サップのデマ話”のようなネットでの噂や誤認をメジャーなメディアが発信してしまうというデマ流布の最強パターンがあった。
唯一の救いは、この誤認によって生成されたエピソードがつまんないということだ(笑)
つまりランディが
「『“awesome”って日本語でなんていったらいいんだい?』ってヤツの通訳に聞いたんだ、そうしたら“サイコ”って教えてくれたんだけど、彼に担がれてないことを祈るよ。だってオレはヤツに「おまへはサイコ野郎だ」っていっちゃったんだからね」
と文だとつまらないが、私くらいの低レベルだと文になってやっとわかるともいえる(苦笑)。
翻訳モノとか洋画が好きな方々だったら、きっときいたことあると思うけど
「サイコ野郎」といったら、変態野郎とか、ちょっといっちゃってるヤツのことを言う。
それにしても一昔前の翻訳モノのハードボイルド小説とかって、日本じゃ日常絶対に耳にしないような言葉がフツーに連発されてたよね。
「このケツの穴野郎」とか
ひどいのになると
「お●●こ野郎」なんてのもあった(笑)
こんなの日常的どころか、一生口にしたり耳にすることはないよね(笑)
外国映画の吹き替えの喋り方もそう。洋画って画面見てなくっても「あ、洋画劇場始まったな」ってなんとなく口調で分かるよね
昔のアメリカ映画の吹き替えでよく聞いた黒人奴隷の
「旦那様、だから言ってやったんでさぁ」
の“でさぁ”っていう言い回し、
日本でいまだかつて聞いたことがない。
「一度は口に出して読んでみたい翻訳モノに出てくる日本語」
なんちゃって(笑)
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2005-09-26 18:20●カズコ、カトリーナ、コンドリーツァ~暴走する聖者の行進
2005-09-13 22:06●マーク・メシエと日本人のちょっとした関係
2005-09-04 01:10●…マリファナから郵政民営化まで
2005-09-04 00:44●高校球児からマリファナまで…
2005-08-28 01:03●A Global Language or A Killer language ?
2005-08-27 20:48●So what?Taguchi bats cleanup/ソー・タグチが四番?それがどうした
2005-08-22 22:42●ラインマンがサドンデスでNFLは大揺れなんデス
2005-08-15 00:19●NCAA vs FSU~“征服されない”セミノール魂は誰のもの?
2005-08-13 01:28●井口資仁はマジMVPなのか?
2005-08-13 00:16●だってヤツは三番打者なんだぜ!とシーツは言った
2005-08-11 18:10●NHLも見出しでポン クロスビーに負けるな!
2005-08-07 00:33●どうなのよオーウェンス
2005-08-06 21:53●モスがレイダーズ王国を食い尽くす?
2005-08-04 21:21●松井秀喜といじわるじいさん
2005-07-29 16:56●中村俊輔は我らがBHOYなのだ
2005-07-25 00:05●がんばれ!ベアーズ日本に来る?(後編)
2005-07-24 23:48●がんばれ!ベアーズ日本に来る?(前編)
2005-06-28 21:00●BSE(狂牛病)で学ぶアメリカンジョーク(ジョハンズ農務長官迷言集)
2005-04-14 07:35●マツイで学べ、デマと英語シリーズ最終回?
2005-04-13 18:11●YESがノーというなら、こっちは日テレにノーだ(笑)
2005-04-13 17:31●松井は今年もハンター・ハンターになれるか?
2005-04-11 04:21●Super Blooper~松井そして、野茂
2005-04-10 17:32●Bronx Bummer~ボールパークだけに“公園デビュー”?なんちゃって(笑)
2005-04-10 07:12●Patience pays off for Tribe~彼らは我慢しているだけなのさ?
2005-04-08 05:34●「Fever Pitch」~松井で学ぶ英語シリーズ番外編
2005-04-07 06:45●松井で学ぶ、デマと英語 その2
2005-04-04 18:08●Godziilla dazzlez !!~メジャーも開幕、松井が一面だ!
そうでしたか。
不思議とここのブログは広島ファンの方と縁があるみたいです。
なるほど、ところかわれば文化かわるというか…
小切手を直接貰うっていうのが意外な感じです
むかし私の勤めていた会社ではもろに現金入りの給料袋直接手渡しだったので盗難にあった人が二人くらいいました(苦笑)
ところで「ペイロールを変える」って結局どういう意味だったのでしょうか?
同じかどうかはわかりませんが、コントロールしているのは、
アメリカ人なので概ね米企業に則していると思います。
> 向こうは年俸契約なので分割形式とか?
給与は年俸制で、24分割されて支給されます。
月2回、2週間に1回支給となっています。
3年ほど前までは、小切手を貰って、本人が銀行へ
デポジットしにいく形式でしたが、今では会社が
銀行にダイレクトにデポジットしてくれています。
実はこの2週間に1回の支給がクセもので、
2週間するとお金が貰えるので、小金持ちになった
気分になってしまい、ついつい消費が増えるという
ワナがあります。
> はたまたダイレクトに賃上げ?
賃上げは、一応、毎年4月にレビューという形で、
上司の評価を基に、社長との面談があり、ここで
不満をぶちまけることもできますが(笑)、
この部分は日系企業ですね。賃上げ率が決まっているので、
希望どうりにはそうそうならないです。
同じかどうかはわかりませんが、コントロールしているのは、
アメリカ人なので概ね米企業に則していると思います。
> 向こうは年俸契約なので分割形式とか?
給与は年俸制で、24分割されて支給されます。
月2回、2週間に1回支給となっています。
3年ほど前までは、小切手を貰って、本人が銀行へ
デポジットしにいく形式でしたが、今では会社が
銀行にダイレクトにデポジットしてくれています。
実はこの2週間に1回の支給がクセもので、
2週間するとお金が貰えるので、小金持ちになった
気分になってしまい、ついつい消費が増えるという
ワナがあります。
> はたまたダイレクトに賃上げ?
賃上げは、一応、毎年4月にレビューという形で、
上司の評価を基に、社長との面談があり、ここで
不満をぶちまけることもできますが(笑)、
この部分は日系企業ですね。賃上げ率が決まっているので、
希望どうりにはそうそうならないですね。
現在在米でいらっしゃるというだけですでに私の5000マイルは先をいっています。
ネットで得られる情報なんて所詮クソだからです。
むしろ私が情報教えていただきたいくらいです。
「payrollを変える」っていう意味、私もわかりません(笑)
経営学部にも4年行ったのですが(もちろん日本国内で)
向こうは年俸契約なので分割形式とか?
はたまたダイレクトに賃上げ?
是非、教えてください
それと
期待していただけるのはうれしいのですが、拙ブログの英語シリーズは第三弾(というか番外編)で早くも挫折宣言を…
あ、
3つともカテゴリーをかえちゃってますね
では、早速、第四弾(釈明編)を書かせていただきます。
1年半アメリカに住んでいるのに英語ができない
riflearmと申します。
今日も、副社長に給与振込み先の銀行を変えて
ほしいと、がんばって英語で話しましたが、
「payrollを変えたいのか?」と聞かれ、私が
payrollを理解できずに撃沈しました。
コメントを拾って、松井が活躍して、ネタになる
記事があった時に、このカテゴリーのブログを
書かれるということなので、私の勉強にもなりますから、松井には毎日活躍してほしいところです。
私の場合“某局”って書いたのは名前を伏せたのではなく、どの番組だったか忘れてしまっただけでした。情けない。
とくに他人様のブログに突っ込みをいれようという意図ではないので、そこのところはご了承ください。
また、私のブログは松井選手が活躍して、しかもネタが拾える時しかMLB記事は書かないと思われるので、そこらへんについてもすみませんデス。
ありませんが、大変参考になりました。
これからも、拝見させてください。
CMでもよく使われてるシャーリーンの「I've Never Been To Me」(邦題:愛はかげろうのように)についてる歌詞カードの訳なんか
unborn childrenを
「未来の子供達」なんて訳してるんだけど、ホントは中絶されたコたち。
その前後もなんだかヘンなので興味があったら買ってみてください(笑)。
“Human race”ねぇ。そういう人には今度から「アタシはねぇ、人種差別と黒人は大嫌いなのよ!」という“ブラック・ジョーク”ですごんでビビらせてあげましょう(黒笑)。
こんな基本的な間違い!!
別宮さんの本、確かミステリ関係だったかの翻訳の誤訳特集だったか、買って読んだ記憶あります(多分実家に置いて来た・・・(^_^;))。大学で、翻訳の授業取っていた時に、驚きの連続で読んでいた気がする。
英会話学校で私が副マネージャーやっていた時に感じたのが、翻訳とか通訳やっている人って、たまに英語の実力も無い癖に、
そういう仕事に携わっている先生方とかいらして、
本当にイライラした事がありました・・・。
human race って、歌詞が入っていたクイーンズの歌の紹介が、英語の教科書に載っていた時、予習するまでもないレベルの単語なのに、
「予習をしないでぶっつけ本番で訳してしまった」という先生の言い分を「尊重」するとしても、
「人間が競争しているんですね・・・、って言っちゃったんです、私」っていう告白・・・。
驚いてしまいましたよ・・・(+_+)。
日本語訳でしか殆ど聞かない表現だな・・・って
一番最初に思ったのは、「しばしば」ですけどね・・・(^_^;)。
なので、私は「よく」って訳してあげる事にします・・・。
まあ、こんな感じで間違って訳された英語は掘ればもっと出てくるはず
空耳みたいに
「またな」くらいがよかったんすかね。
以前、ターミネーター2をみてたときにi'll be backが日本語吹き替えでさようならでしたからね
あんな、クライマックスの最高なシーンで。。。