今年のレッドソックスはアタマからイベント続きだ。開幕戦を日本でやったかと思ったら今度はロサンゼルスでドジャースのLA移転50周年記念試合。
ボストン・グローブのAnother dimension to Sox tripと
ロサンゼルス・タイムスのBaseball from another dimensionが妙に呼応してみえた面白かった。
同じ「dimension」でもおそらくグローブのほうは「dual-hemisphere」東西の半球を又にかけたレ軍のシーズン・オープニングツアーの次の段階といような意味合いで、一方、ロサンゼルスのほうはドジャースが移転当初使っていた、由緒正しきレトロな競技場で時空を超えた野球が再現されるというような意味あいなんだろう。
それにしても115,300人って、神宮球場の3倍だよ。写真を見てもわかるように遠い席だとアホみたいに遠い。これじゃオーロラ・ビジョンすら判読不能だ。参加することに意義がある…ってか?これだったらそれこそ神宮の後ろにあるビルから見たほうが全然近いだろう(笑)
でもオーバル型の形状はタテかこんなに巨大でもヨコは明らかに球場としては足りない。それも写真でだいたいわかるかと思うけど201フィートしかないそうだ。だいたい60メートルくらいか。
今回はフェンウェイのグリーンモンスターならぬ60フィートのメッシュのスクリーンモンスター(←グローブの記事での表現)で辻褄をあわせたようだけどレフトが狭いことにはかわりない。緩慢な守備で進塁され放題だった巨人のラミレスはきっとこんな球場で開幕を迎えたかったことだろう(笑)
逆にこのエキシビジョンゲームで投げたウエイクフィールドは得意のナックルボール故、ワイルドピッチになりがちなためホームプレート後ろの狭さは好都合だったとか。
…と、実のところおいらはこのゲームを見ていない。だからどういう展開だったのかわからないがレフトがどんなふうに守っていたのか見てみたかった。
残念ながらThe all-time teamには入れなかったけどマイク・ピアザ、ブレット・バトラー、ラウル・モンデシーと野茂と一緒にプレイした面々が名を連ねているのを見ると、野茂もすごいヤツらとプレイしてたんだなと改めて感嘆。バトラーってたしかガンを克服した人だったね。
「パニック・イン・スタジアム」。なんとベタなタイトルだろう。当時はジョーズから始まったパニック映画ブームだったのでありえないくらいのベタなタイトルだ。原題は「2 minutes warning」で、これはアメフト用語なんでパっと見では日本人には伝わりにくいと思ったんだろうけど「パニック・イン・スタジアム」て…(笑)。
…と思ったらスペイン語バージョンのポスターも発見したんだけど、これが「PÁNICO EN EL ESTADIO」なっていた。日本のタイトルをパクったのか?それとも海外向けはこれで行こうと本国で決まっていたのかわはかんないけど、世界的にパニック映画ブームだったんだなぁと思わせる。まぁ、でもパニック映画って英語では「Disaster film」っていうんだけどね。
これはスーパーボウルの会場となったLAコロシアムで狙撃犯が観客を一人づつ射殺していくというもの。今回、検証がてら検索してみたらレビューの★の数がけっこう多いんで驚いた。
その中に「評論家はボロクソいうけど30年前(1976年)に作られたってのがすごい…」みたいな感想があった。テロの危機が身近になった現代社会ではよりリアリティを感じてしまう人が多いのかもしれない。
ついでに「Yahoo answers」という「Yahoo!知恵袋」の本国版みたいなやつで
「チャールトン・ヘストンってまだ生きてるの?」
って質問があって勝手に殺すなよ…って思わず笑いそうになったけど、そういえば最近見ないな…と思った。
その答えはといえばアルツハイマーになってしまったというのと、あと全米ライフル協会の元会長としての身分に言及しているものが多かったのが印象的だった。
「パニック・イン・スタジアム」の映画の内容を考えるとなんとも皮肉だ。
でも、まぁコロシアムなんて元々は闘技場、いってみれば殺し合いの場だ。
ボストン・グローブにも
Gladiators return to Coliseum
なんて見出しが踊ってたっけ。
最後にLAタイムスにのっていたコロシアムのパノラマのフラッシュを紹介。
こいつはうちのようなナローバンドにも優しかったぞ。
360。 PHOTOS
Behind Homeplate
Stands
Infield
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