もうすぐ梅雨入り、夏至それから夏本番へと向かって行くのであるが、当ブログは冬景色をひきずりながら、夏を越す所存である。
本日の一品は、フィンランド・ヘルシンキのHALVA(ハルヴァ)社の製品である。
これを下さったひろこさんに感謝。ちなみに、ひろこさんは先日サルミアッキ・ケーキを作って下さった方でもある。
SALMIAKKI LAKRITSI というネーミングからこれをどちらに分類すべきか悩んだのだが、実食の結果、ラクリツィに分類されるという判断を下した。
サルミアッキ(塩化アンモニウム)の成分が入ったラクリツィということである。
サルミアッキ、ラクリツィの分類基準(私案)2006年6月現在
サルミアッキ(SALMIAKKI)
★サルミアッキは口に含んで、溶かしながら味わう。
★塩化アンモニウムを含有する。
★アンモニア臭を感じる。
★塩気(食塩分)を含む。
★甘草(エキス)成分を含む。
ラクリツィ(LAKRITSI)
☆ラクリツィは噛んで、ムシャムシャ食べるもの。
☆甘草(エキス)成分を風味の主体とするもの。
☆表面が湿気を帯び、ベタつくもの。
※例外はもちろんあるが、上記の該当項目から総合判断する。
【テイスティング】
上の写真が、袋から取り出し状態である。
直径1.2cm、長さ3.5cmで、表面はつやがあり粘り気がある。最近は気温が高くなってきたせいか、つやつやと黒光りして「漆黒」という言葉がふさわしくなってきた。(注:写真は、冷蔵庫から取り出して間もない時に撮影したもの。)
食感はもちもちっとした感じで、ラクリツィとしてはいままで味わったことのない感覚だ。サルミアッキに見られる塩気も感じるが、甘草(リコリス)独特の風味が結構濃い、酸味も若干感じられるが、広がる苦みはそれをしのぐ。これらから私はラクリツィ(LAKRITSI)に分類した。ムシャムシャと食べることと、甘草の濃い風味が決め手だ。
結構クセになる味だ。人によっては歯にくっ付くかもしれない。「お歯黒遊び」では最強の「黒み」を発揮する。
食感と形からは、黒いトッポギ(韓国料理の食材)とあだ名したくなった。似ているのはそこだけなのだが...
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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月08日(木)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 | なし | なし | 24時間00分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏から南8Kmラップランド最大の都市 | なし | なし | 24時間00分 |
OULU オウル フィンランド北部の大都市 | 02時40分 | 23時57分 | 21時間17分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 | 04時01分 | 22時39分 | 18時間38分 |
※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
ロヴァニエミが白夜となったので、その南にある都市オウルを加えた。
中国にも似たようなのがあります。
Kiina(中国)にもあると思います。
何たって、漢方薬のベースである甘草ですからね。
lakritsiはある本によると、nan tsauまたはgancaoという綴りだそうです。
健康食品ですからね。
輸入食料品店の英米のリコリスやドイツのハリボの製品で我慢するしかなさそうです。
あとは、通販のsuomikauppa.fiあたりを利用するしかないかもしれません。
恵子さんは良い選択をされたと思います。
そう言えば、最近これを食べてない!
うらやましい!