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開会式のハイライト、聖火の点火に絞って言及したいと思う。
もしやと思っていたが、リレハンメル五輪(1994年)の男子クロスカントリー・リレーチームが、4人一緒に出ているのを見た時、やったあ!と思った。
昨日のブログで、自分にとってクロカンのベスト・オブ・ザ・ゲームとして取り上げた時のメンバーは、イタリア人にとってもベスト・オブ・ザ・ゲームだったようだ。
そりゃ、そうだろ!と思い、悦に入ってしまった。
聖火を持っていた『中年の星』マウリリオ・デツォルト、彼も今年で56歳。
スタートする前に必ず、胸の前で十字を切っていた、クラシカル走法の職人、マルコ・アルバレッロ。
髪の毛の密度が異常なほど濃く見えた、スケーティングの名手、ジョルジョ・ヴァンゼッタ。
そして、長野五輪の時は、口ヒゲ生やし、応援仲間の間では『ペテン師』という「あだ名」がついたシルヴィオ・ファウネル。リレハンメル五輪のリレーの時、ノルウェーのビョルン・ダーリとの駆け引きが面白かったっけ。
懐かしい!!
そして、最終聖火ランナーにイタリアクロカンの女王、ステファニア・ベルモンド登場!
メダルの数では、誰にも引けを取らないので、当然といえば当然だろう。当時は強敵エゴロワがいたので大変でしたね。
でも、個人的には同時代のマヌエラ・ディ・チェンタのほうが好みだけど…。
組織委員会の役員やってたみたいだから、ダメかな?
メダルの数でも差があったし。
“そういえば、ノルウェーの名選手ベガール・ウルヴァンとの噂が流れていたけど、その後どうなったんだか知りたいな!”とか。
そんなことを思ってしまった。
いい開会式だった。
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