昨年11/30以来の投稿になります(^_^;)
ガイドのオフシーズンはトビウオ漁やポンカン収穫の仕事をしていますが、昨日は「海辺のおそうじ大作戦・観音岬4」というイベントに行ってきました。
場所は屋久島の北西部にある永田灯台から少し南に下がった「観音岬」というところで、そこに漂着した大量のゴミを回収するのが目的です。主催は屋久島生物多様性保全協議会、共催は屋久島観光協会。過去3回は都合がつかなかったのですが、最後にしてやっと参加出来て、関連団体(YOCA・屋久島ヤクタネゴヨウ調査隊)の会員としての責任をちょっぴりですが果たせたのかなぁと思います(^_^)
雨の中、小さいお子さん2人を含め集まったボランティアは約30名。ぬかるんだ急斜面を15分程下ると絶景の広がる海岸に着きました。前回までの作業に参加された方々のおかげで大方のゴミは片付けられたようですが、チラチラ目に入ってきます。目立つのはやはりペットボトル、浮きやロープなどの漁具・釣り具、発泡スチロールでした。特に細かく砕けた発泡スチロールの回収は厄介でしたが、皆で黙々と午前中一杯頑張った結果、見違えるようにキレイになりました\(^ー^)/
そしてようやくお昼。各自持ち寄ったお弁当と、お楽しみはスタッフが現場で作ってくれた豚汁です!生姜の効いた具沢山の豚汁は雨と汗で冷えた身体を暖めてくれました!!ごちそうさまでしたー!(^O^)
食後はもうひとつのお楽しみの地質観察会です。おそうじ大作戦にも参加していただいた屋久島高校の地学の先生が丁寧に説明してくれました。水晶やトルマリンの結晶も発見。個人的に一番興奮したのは、屋久島の山を形成する花崗岩が、元々の地層である日向層群(堆積岩)の下から隆起して貫入してきた、まさにその境界部分が見れたことです!地球の鼓動を感じたような気がしました。切り立った崖の向こうに海を挟んで口永良部島を望む景色も素晴らしかったです。屋久島にはまだまだ知らない驚きが沢山詰まっていることを実感出来た1日でした。
あらためてこのイベントを企画、準備、実行していただいた方々に感謝申し上げますm(_ _)m