こんにちは。 鈴木七緒です。
私は仕事柄、年間1000人以上の方とコミュニケーションをとる機会があります。
会社員から経営者になった経験やライフスタイルについてお話をしているときに、「経営者になってからの方が忙しそう。自分の時間が無いのではないか?」という質問をいただくことが多いです。
自分の時間が無いのではというご質問に対しては、「いいえ」とお答えするようにしています。
経営者として邁進する過程の中で、目標達成能力・自己管理能力をつけてきました。
そのうえで、「一日をどんな目的で、何をするのか?」を毎日決めてやり遂げることで自分の時間を管理下に置いています。
なので時間がないというよりは、どちらかというと自由になったという感覚の方が強くなりました。
朝早く起きてすぐ仕事に取り掛かる生活を大変だと思われるかもしれませんが、自分の人生にとって最重要なことから取り組んでいるので、毎日朝起きるのが楽しみで仕方ありません!
ただ、始めから日々の自己管理をしっかりと行っていた訳ではありません。
自分の時間を管理下に置くために、特に意識をしてきたのが朝の習慣です。
なぜ、朝の習慣が大事なのか。 習慣にするまでに意識してきたことは何かをお伝えします。
朝はゴールデンタイム。重要な仕事はすべて朝に終える。
私は最近だと5時には起床し、仕事に取り掛かる毎日を送っています。
元々朝に強い人間だったのかというと、そうではありません。
24才の頃までは、寝るのがとにかく大好きなタイプでした。
目覚めてから2時間くらいを「黄金時間」と呼ぶのですが、このゴールデンタイムをいかに活かすかが、人生をどうやって充実させるかという意味で非常に大きなポイントになってくると思います。
参照:[対談インタビュー] 脳科学者・茂木健一郎氏に聞く。(2013年3月,京都朝げいこ)
脳科学者・茂木健一郎氏によると、朝目覚めてからの2時間ほどは脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」とのことです。
一日働き通した脳は夜に睡眠をとることで一旦リセットされ、起床後には新たな気持ちで活動をすることができるのです。
頭がスッキリしているので、考える時間が必要な重要なタスクも朝のうちに着手できます。
作業効率が上がって、午前中にはたいていの仕事を終えられるようになりました。
参考図書
私が朝のゴールデンタイムを活用する上で、参考にしてきた本を2冊挙げます。
できる人は超短眠!
朝苦手だった私にとってまさに、「常識を覆す」本でした。
詳しくはこちらの記事にも所感をまとめています。
68.【読書録】できる人は超短眠
自分を操る超集中力
たしかな研究結果を元に、生き方・働き方のノウハウを発信されているメンタリストDaiGoさんの著書です。
こちらの本の中でもたくさん朝のゴールデンタイムについて触れられています。
朝の習慣づくりのために意識してきたこと
先述した通り、朝苦手だった私が早起きを習慣にし、朝型になるために意識したことは、「人と約束をする」ことです。
知り合いの経営者の方が、早起きして仕事を継続されていることを聞きつけ、その背景に「誰もががやらないくらいの圧倒的な努力をする」という理由があることを知りました。
「人間が平等に与えられた時間の中で、どれだけチャレンジできるか、努力ができるか!だとしたら、朝の活用がキーだよ!」と言っていただいたことに感銘を受け、自分も早起きすることを約束させていただきました。
自分との約束は破りがちかもしれません。 ただ、他人との約束はより守りたくなります。
そうした「人との約束」をすることで、毎日大事に継続していきました。
朝型になり私の周りにも早起きの人が増え、朝から重要な仕事がどんどん進むようになってきました。
約束を大事にした結果、習慣となり、一緒にいる人も変わります。
ここまで、なぜ私が早朝から仕事をする習慣をつけてきたのかについてお伝えさせていただきました。
朝の時間を有効に使って、お互いのビジョンの実現に活かしていきましょう!