鈴木七緒です。
今年に入ってから特に自ら発信することも増えて、ブランディングという観点の大切さを日々身に染みて感じています。
単に日常を発信するのもいいですが、経営者として、多くの人にお会いする人間として、ビジネスだけでなく自分自身のこともきちんと発信する必要があります。
仕事のこと、お店やクラフトビールのこと、開催しているイベント、どんな経緯で今に至るのか、私自身に関するブランディングの大切さを書こうと思います。
ブランディングの重要性
自分がどう見られているか
自身のブランディングの大切さで、まず必要な観点は「自分が周りからどう見られているか」です。
何を発信しても、結局は受け取りてが何を受け取ったか、何が伝わったのかがすべてなので、その部分を正確に捉えることがまず大切です。
クラフトビールの開発、販売をしているのでビール関連の発信をすることも多いですが、ただのビール好きの吞兵衛と受け取られると、思っている意図とずれてしまいます。
クラフトビールの事業に取り組んでいる人、アイサロン併設のセレクトショップを経営している人、多くの人と関わるうえでキャリア支援という仕事にも携わっていること、旅行やスポーツが好きなこと、「自分が何者なのか」が正しく伝わっていることがまず大切です。
私の場合、このオフィシャルサイトの情報がすべての起点になるようにつくろうと考えながら、日々発信に取り組んでいます。
自分の何につながるのか
ブランディングをしたところで、収入が発生するわけでもなければビジネス化することもありません。
ブログを書いてもアフィリエイトでも何でもなく、SNSを発信しても別に公式LINEやECサイトへ流入を促すこと何もありません。
社会的信用の一つではあると思います。
常に最新の情報や自分自身を発信することは、信頼を築く上で一つの武器となり得るかもしれません。
本当は、発信を見た人から仕事で手を組む機会につながれば理想です。
現に、発信を見て応援するよとつながった取引先の方もいらっしゃいます。
事業によってブランディングが何につながるかは、それぞれ違うと思います。
どこにつながるのか、ブランディングした先を明確にすることが大事です。
「鈴木七緒」をブランド化する
個人をブランド化する
ブランドと聞くと、高級な物が思い浮かぶ人が多いと思います。
しかし本来物だけでなく人、店舗、サービス、ビジネス自体、様々なものがブランディングの対象になっています。
最初は、芸能人でもないのに個人をブランド化する動きは必要かなと考えることもありました。
ただここ数年で事業もありがたいことに拡張をしていくにつれ、名前が出る機会も増え、自身、法人、店舗など多くの媒体から情報を発信することが必須になってきました。
私自身が何者なのか、鈴木七緒という個人で何をしている人なのかわかるようになれば、仕事で関わる人もわかりやすくてよりスムーズに進むかもしれません。
今はあらゆる分野でコモディティ化が進んでいますから、個人が差別化のキーになることは避けられないと思います。
画期的なアイデアがブランド化すればいいですが、それにはセンスも必要で、再現性がないためなかなかブランディングの軸には置きづらい。
自分自身のブランド化は、今後ビジネスを展開していくために、人とのつながりを広げていくために、必要なことだと思います。
あなたは何者でしょうか?
自分という看板で勝負するのはとてもバイタリティがあっていいですが、その看板には何と書いているのでしょうか?
ぜひそういった観点も考えながら、将来より良くなるためのヒントの一つになれば幸いです。