前回、
『音訳サークル』
の講習を受講したことを書きましたが、多くの方に興味を持って頂けたことに驚くと共に、入口に立ったばかりのかあちゃんが言うのもおこがましいですが、とても嬉しく思いました。
講習会の内容を詳しく知りたいとおっしゃって頂きましたので、かあちゃんの拙い文章でどこまでお伝えできるか不安ですが、読んで頂ければ幸いです。
開講式の後、3人の講師さんと、受講生のNちゃんとかあちゃんのグループラインを作りました。
日程の変更とか、その他の行事(早速、他市の音訳ボランティアさんとの交流会が今月末にあるらしいです)の連絡とかで必要らしいです。
その交流会の日は、
「愉快な仲間たち」
の予定が入っていて、お断りしました。
長くなってしまいますが、かあちゃんが時々言う
「愉快な仲間たち」
というのは、実は「笑いヨガ」なんです。
これはまた後日、どういうものかお話ししたいと思います。
さて、第一回目の講習会は、いきなり盛り沢山でした。
先ず初めに、
視覚障害者さんへの理解
音訳者の役割
視覚障害者さんに情報を提供する方法には、「点訳」「音訳」がありますが、点訳を習得されている視覚障害者さんのパーセンテージはとても低いのだそうです。
そこで「音訳」の重要性が理解できました。
そして今、ニュースもAIが読む時代です。しかし音声からしか情報を得られない視覚障害者さんに、より分かりやすく伝えるには、様々な心配りが必要です。それができるのは人の肉声の温もりだったり、微妙な句読点の使い方だったり、間だっりするのです。
そして次に発音練習
アエイウエオアオ
カケキクケコカコ……
と続いて行きます。
Nちゃんは、サ行が不得意だと言いましたが、サ行は比較的聞き取りやすく、一番聞き取り難いのはハ行だそうです。
音声を録音した後のチェックで、音が消えていたりすることがあるのだそうです。不思議ですね。
そして鼻濁音、発音、アクセントの練習へと進みます。
鼻濁音、発音、アクセントは、標準語を話される方は問題ないよな!
と田舎者のかあちゃんは卑屈になりました
18歳から、関東(東京、千葉、神奈川)で40年以上暮らしたNちゃんに比べ、かあちゃんは鼻濁音は苦手です。発音、アクセントも何が違うのか分からないけれど違うようなのです
だって、だって、生まれてこの方、山口弁しか喋ってこなかったのです。
明治生まれの祖父母の、ネイティブな山口弁を幼少期から聞いて育ったのですから、発音、アクセントを矯正するには、これから大変な努力と試練が待ち受けています
そして注意することとして、
自分の判断で変える、省くなどは絶対にダメ(当たり前ですよね)
文章に疑問を持ち、調べる(これを調査と言います)
例として、小林さんを疑わず「こばやし」と読んだら、実は「おばやし」だったのだそうです。
これから更に、校正、処理、録音、訂正と、学ぶことは山積みです。
1回2時間の講習を14回受講するだけで、かあちゃんはお役に立てるほど成長できるのか、不安しかありませんが、取りあえず1回目は楽しかったので、頑張ってみようと思います。
すずちゃん、かあちゃん大丈夫かな〜!?
なんの話ししちょるんかね?
かあちゃん、音訳できるようになるかな〜!?
そねーなこと、しらんいね!!
わっ!!
今日のすずちゃん、コテコテの山口弁で、いつもながらの辛辣な発言!!