グループ展最終日に出品した新作です
グループ展に間に合うように
って準備してたけど、
この生地の雰囲気を100%活かせる形がなかなか決まらなくて
結局、最終日に出品になってしまいました。。。
構想2ヶ月!(長ッ
)
形は襟なしのロングのシャツ型で
胸の下あたりからギャザーが寄っています。
ヒラヒラさせて着てほしかったから、左右の幅を広めに作りました
歩くたびに空気を含んでヒラヒラ・ふんわり揺れます。
共布の細いリボンも ヒラヒラ感演出の為にわざと長めに作ったよ。
(リボンは取り外しも可能)
袖口は 少しだけ甘く ギャザーを寄せて共布でパイピング。
前開きで 小さな木のボタンがたくさん付いてます。
このボタンは小さいだけあって重さがないから ヒラヒラの邪魔になりません。
このシャツも、やっぱり映画のワンシーンからヒントを得ました。
↓こんなシーン
まだ薄暗い明け方。
ベットで眠っていた女性が、ぼんやりと目を覚まし
コーヒーを淹れにキッチンへ向かう。
↑ はい!ココ!
この短いシーンです。
ベットから出た時に サラリとロングシャツを羽織るんですが
その姿が とっても素敵だったんです
何気無い日常の1場面の中で、当たり前のようにサラリと羽織られるシャツ。
そこもとっても魅力的でした。
(しかもそのシャツの柄がちょっと可愛いかったりするからまた好印象
)
生地を前に いろいろとイメージしましたが
このシーンが1番 “しっくり”来たので採用しました。
この生地に描かれている花達は
みんなが振り向く、大輪のバラのような“強い主張”がなくて、
道端で、ひっそり 健気に咲いているような花達なので
日常に溶け込み易いかな~と思います。
もちろん “お出かけ着”として 着てくれるのも嬉しいですが
自分だけが楽しめる“日常の中の可愛いシャツ”として
羽織ってもらえたら とっても嬉しいです